「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな生活を送る方法」第九十三話 手術後のスポーツとお尻のストレッチ

こんばんわ、 玉城領子です。

 

今日も寒い一日でしたね。

今日は、手術後のスポーツについて

お話しますね。

 

手術後、股関節の筋力が回復してくれば

おおむね普通の歩行や動作ができるようになります。

人により股関節の状態が違うので一概には言えませんが、

しゃがむとか正座もできるようになります。

 

そこでスポーツをしたいと思われる方もいると思いますが

人工関節になっているので、できないとあきらめてしまう方も多いと聞きます。

でも、結構できるのですよ。

 

私も、主治医の先生に相談した上で

ベリーダンスとヨガをしています。

 

やりたいと思っているスポーツやダンスは

主治医の先生に相談するのが一番いいと思いますが

知識としてなら、アメリカの股関節学会の記事がありましたので

参考にして下さい。

 

ゴルフや水泳、ウォーキング、ハイキングボウリング、エアロバイク、ダブルテニス

軽いエアロビ、社交ダンスなどは推奨されています。

又、経験者がある方には、スキーもクロスカントリースキーもスケートも大丈夫です。

ただ、激しいエアロビや、野球、バスケットボール、フットボールなどは

推奨できないといわれています。

 

筋力が回復するにしたがって、

以前の痛みに苦しむ毎日は嘘のように消え去りますので

何でもできるような気になります。

 

特に、私のように手術後何十年もたつと

もう人口関節は自分の骨の一部のようになり

よほど無理をしなければ何でもできます。

 

そこで、ちょっと無理をしてみたくなるのですが、

私の主治医の先生は、

よほどの無理をしなければ大珠部とおっしゃいます。

よほどの無理とは、広がらないのにバキッと足を広げたり、

曲がらないのに後ろから押して、曲げようとするような場合ですね。

 

股関節が、曲がらない広がらないと思っていたら

筋肉がカチカチで曲がらないという事も多いので

ゆっくりと筋肉を緩めていけば

けっこう曲がります。

前屈も大丈夫ですよ。

 

特に股関節から腰を曲げるとき、

お尻の筋肉、中殿筋や大殿筋、それにその下の梨状筋もコリコリで

背中が丸くして曲げていませんか。

お尻の筋肉をほぐしてみて下さい。

結構無理せずに曲がるようになります。

 

ストレッチでお尻回りをほぐすには、

テレビで堤 真一さんがやっているCM、ご存知ですか。

ヨガの先生に、「これ、できますか?」って聞かれながらやっているポーズです。

あのポーズ、効果ありますよ。

 

そんなCM知らないわ…というあなたの為に、解説します。

椅子に座ってやる方法ですが、

① 片の足首を反対の足の膝に乗せる

② 足首を乗せたまま、上半身を股関節から前にたおす。

ポイントは、背中や腰はなるべく丸めないで、胸を太腿に近づけていくようにします。

 

最初はみんな、曲がりません…

ゆっくりとやってください。

適度にお尻の筋肉が伸びたところで止てください。

ゆっくりと深呼吸をしながら3~5回繰り返します。

反対の足も同じように行います。

 

足が載らないというあなた、

股関節のつけ根の内側の筋肉、固くありませんか。

マッサージですよ。

 

私はまれに、朝起きた時に痛んだりすることがありますので

やっているのですが、腰の周りがスッキリします。

腰痛の方にも効果あるようです。

 

でも、痛くて伸ばせない、又は片足が膝にのらないというあなたは

無理しないでくださいね。

長座に座って、背筋を伸ばして

身体をひねるだけでも十分です。

出来たら、左にひねるときには左足を曲げて右足にかけるといいです。

右にひねるときは、右足を曲げて左足にかけて上半身をひねりましょう。

他にも肩の筋肉、背中の筋肉、太ももの裏の筋肉

ふくらはぎの筋肉、腕、首 etc

曲がらないのは凝り固まった筋肉のせいかもしれません。

というか、多分それもおおきな要因です。

 

手術してまだ間もないあなたは、

焦らず、無理をせず

ゆっくりと足首とふくらはぎのマッサージからやってくださいね。

 

大丈夫、必ずできますから。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

お休みなさい。