「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第176話 動ける身体と筋肉の凝り

こんばんは、玉城 領子です。

 

外はまだまだ蒸し暑く、8月ももう終わりですが、

今日も猛暑でしたね。

 

そろそろ、外で動きたいです。

 

ところで、ここのところ「動ける身体」になる事について、

いろいろな切り口で話していますが、

 

そもそも「動ける身体」って、

どんな身体のことなのでしょうか。

 

トレーニングをしている人は良くご存知だと思いますが、

「頭の中の動き」と「実際の動き」の乖離がない事です。

イメージしたように動けるといいましょうか…。

例えば、子供の運動会に参加して、

走ってるつもりなのに足がもつれて転ぶとか・・。

あるあるですよね。

歳をとってなくても、走ると足がもつれるということはあります。

 

これは、筋肉量が落ちていて、

頭の中の動きを、体が再現できないからだといわれています。

運動をしていないと、これは顕著に現れます。

 

脚を上げたつもりで、上がっていなくて転んだということがないように、

日頃から筋肉と反射能力も鍛えた方がいいですが、

今はそこまではいいでしょう。

とにかく、動ければいいと考えましょう。

 

アスリートのトレーニングをしている方が、

動ける身体を作るには、「姿勢維持」に筋肉を使わない身体をつくる事、

だとおっしゃっていました。

脳からの指令に、即座に反応することができなくても、

姿勢が維持されていたら、すぐにつぎの動作に入れるということです。

 

姿勢維持に筋肉を使わない・・・?

…使ってるけど‥‥。

そうですね、使ってますが、

意識して使っているのではありませんよね。

 

つまり、「姿勢を維持するのに余計な筋肉を使わない」と言い換えた方が

わかりやすいと私は思います。

 

変形性股関節症末期で手術前の私は、

歩くのに痛む股関節を庇って、バランスをとる為に

お腹やら背中やら、いろんなところの筋肉を使っていました。

姿勢維持の為に、意識して、

歩くのには必要ない筋肉をつかっていたのです。

(勿論、その筋肉はコリコリになります。)

なかなかすぐに、次の動作には入れません。

ヨッコラショという感じでした。

 

変形性股関節症でなくても、

日本人は、骨盤が歪んでいる人が多いです。

 

骨盤の歪みは、姿勢が崩れて筋肉の凝りの原因になります。

 

本来、歩行に必要な筋肉だけを使っていたら、

よっぽどハードに歩かなければ、そんなに筋肉は凝りません。

筋肉がコリコリで硬くなってしまったのは、

姿勢維持の為に、本来つかわなくていい筋肉をつかっているからです。

姿勢が崩れているのです。

 

では、姿勢維持に余計な筋肉を使わないようにするには、

どうしたらいいのか。

 

あなたならどうしますか。

 

ヒントは

「肩胛骨」、「股関節」、「背骨」の柔軟性です。

 

次回に詳しくお話ししますね。

 

今日も、ここまで読んでいただきありがとうございました。

では、おやすみなさい。