こんにちは、玉城 領子です。
昨日、久々にベリーダンスの後ヨガをしました。
確かに昨日は、ベリーも汗だくになるほどハードなレッスンでしたが、
ヨガも筋トレのようなハードヨガで、
終わったらへとへとで、午後からは何もできませんでした。
コロナで、ヨガのスタジオレッスンを休んでいたので、
とても疲れました。
やはりヨガも、オンラインばかりではダメみたいですね。
ところで、
私は、べりーダンスをしていていて思う事があります。
ベリーの仲間は、たしかに私より若いのですが、
しゃがんでも簡単に立ち上がります。
私もかなり強化しましたが、
弾力をつけて立ち上がるのは、やはりまだ無理があるようです。
時々重心がブレて、うまくしゃがめていない事があります。
勿論、太ももの筋肉がないことも大きな原因なのですが、
上手くしゃがめていないのも、立ち上がれない原因です。
今日は太ももの筋肉の前に、この「しゃがむ」という動作について
少し話そうと思います。
あなたは、「しゃがむ」ってどういう原理かわかりますか。
調べてみたのですが、
しゃがむだけなら、そんなに筋肉は必要ないとありました。
勿論、そんなに‥ですので、全く筋肉が不要という事ではありません。
変形性股関節症の末期歴の長かった私は、
股関節を庇って、足を回し出すという歩き方を長年していたので、
太ももの筋肉はかなり弱っていました。
おまけに、股関節が痛い(激痛だった)ので、
しゃがむと、立ち上がるのが大変でした。
その為、中腰やしゃがむ事は極力なくした、
椅子中心の生活でした、
これもしゃがめない事の大きな原因です。
じゃがむという動作が上手くできれば、
股関節、膝、足首の関節の稼働域も広がり、
楽に動ける身体の使い方ができるようになります。
ところが現代人は、洋式トイレが主流になったことや、
雑巾がけなどの、しゃがむという生活スタイルがなくなってきて
重力を活かした、自然な動作がしにくくなっているようです。
「しゃがむ」という動作に必要なポイントは、
① 骨盤を立てる。
つま先はやや外側、腰が落ちないように骨盤をしっかり立てる。
② 胸を出す。
背中が丸くならないように胸を出す。両手は前方の下におろして重心を分散する。
③ 下半身の各関節を、正しい方向に曲げる。
膝を内側に入れず、各関節を自然な方向に曲げる。
これだけなのですが、なぜかできません。
私の場合ですが、しゃがむ時
骨盤を後ろに引いて、背中が丸まって胸が下を向いています。
足もかかとが着いていない…。つま先立ちのようです。
これでは重心がブレるはずですね。
ダンスだけではなくて、日常生活の中で
しゃがむというスタイルは少なくなったとはいえ、
主婦は、今も結構しゃがむ動作って多いですよね。
自分で意識して、骨盤を立てて
胸を前に出して背筋を伸ばしてしゃがんでみましょう。
人間本来がもっている滑らかな動作を、最大限に生かせるのが
「しゃがむ」という動作だと言われています。
しゃがむという、今まであまり気にしちなかった動作に
少し気を向けてみませんか。
最初は、片足を少し引いてしゃがんで、
片膝を着けばいいです。
立ち上がるときに、自然と太腿に力が入ります。
わたしは、筋力が弱くて、結構しんどいですが、
片足をひいてしゃがむと、立ちあがりやすいです。
簡単にできるので、あなたもやってみて下さい。
綺麗な所作が身について、
スクワットより楽に、筋肉が鍛えられますよ。
次回は太ももの筋肉、大腿四頭筋とハムストリングス、大殿筋です。
今日はこの辺で失礼します。
ここまで読んでいただき、
ありがとうございました。
では、おやすみなさい。