「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第203話 手術後のマッサージと筋トレ 「しゃがむ」という動作について   

こんにちは、玉城 領子です。

 

昨日、久々にベリーダンスの後ヨガをしました。

確かに昨日は、ベリーも汗だくになるほどハードなレッスンでしたが、

ヨガも筋トレのようなハードヨガで、

終わったらへとへとで、午後からは何もできませんでした。

コロナで、ヨガのスタジオレッスンを休んでいたので、

とても疲れました。

やはりヨガも、オンラインばかりではダメみたいですね。

 

ところで、

私は、べりーダンスをしていていて思う事があります。

ベリーの仲間は、たしかに私より若いのですが、

しゃがんでも簡単に立ち上がります。

私もかなり強化しましたが、

弾力をつけて立ち上がるのは、やはりまだ無理があるようです。

 

時々重心がブレて、うまくしゃがめていない事があります。

勿論、太ももの筋肉がないことも大きな原因なのですが、

上手くしゃがめていないのも、立ち上がれない原因です。

今日は太ももの筋肉の前に、この「しゃがむ」という動作について

少し話そうと思います。

 

あなたは、「しゃがむ」ってどういう原理かわかりますか。

 

調べてみたのですが、

しゃがむだけなら、そんなに筋肉は必要ないとありました。

勿論、そんなに‥ですので、全く筋肉が不要という事ではありません。

 

変形性股関節症の末期歴の長かった私は、

股関節を庇って、足を回し出すという歩き方を長年していたので、

太ももの筋肉はかなり弱っていました。

おまけに、股関節が痛い(激痛だった)ので、

しゃがむと、立ち上がるのが大変でした。

その為、中腰やしゃがむ事は極力なくした、

椅子中心の生活でした、

これもしゃがめない事の大きな原因です。

 

じゃがむという動作が上手くできれば、

股関節、膝、足首の関節の稼働域も広がり、

楽に動ける身体の使い方ができるようになります。

 

ところが現代人は、洋式トイレが主流になったことや、

雑巾がけなどの、しゃがむという生活スタイルがなくなってきて

重力を活かした、自然な動作がしにくくなっているようです。

 

「しゃがむ」という動作に必要なポイントは、

① 骨盤を立てる。

つま先はやや外側、腰が落ちないように骨盤をしっかり立てる。

② 胸を出す。

背中が丸くならないように胸を出す。両手は前方の下におろして重心を分散する。

③ 下半身の各関節を、正しい方向に曲げる。

膝を内側に入れず、各関節を自然な方向に曲げる。

 

これだけなのですが、なぜかできません。

私の場合ですが、しゃがむ時

骨盤を後ろに引いて、背中が丸まって胸が下を向いています。

足もかかとが着いていない…。つま先立ちのようです。

これでは重心がブレるはずですね。

 

ダンスだけではなくて、日常生活の中で

しゃがむというスタイルは少なくなったとはいえ、

主婦は、今も結構しゃがむ動作って多いですよね。

 

自分で意識して、骨盤を立てて

胸を前に出して背筋を伸ばしてしゃがんでみましょう。

 

人間本来がもっている滑らかな動作を、最大限に生かせるのが

「しゃがむ」という動作だと言われています。

 

しゃがむという、今まであまり気にしちなかった動作に

少し気を向けてみませんか。

最初は、片足を少し引いてしゃがんで、

片膝を着けばいいです。

 

立ち上がるときに、自然と太腿に力が入ります。

わたしは、筋力が弱くて、結構しんどいですが、

片足をひいてしゃがむと、立ちあがりやすいです。

 

簡単にできるので、あなたもやってみて下さい。

綺麗な所作が身について、

スクワットより楽に、筋肉が鍛えられますよ。

 

次回は太ももの筋肉、大腿四頭筋とハムストリングス、大殿筋です。

 

今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

では、おやすみなさい。