「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第201話 庇うと曲がる・・・?方

 

こんにちは、玉城 領子です。

 

今日は快晴、気持ち良い天気です。

 

今日は、ふくらはぎの話をしようと思っていたのですが、

その前に、ちょっと聞いていただきたい話があります。

 

自分の見栄で、骨が曲がった話です。

 

昨日は、義母と病院に行ってきました。

85歳と高齢のわりに「歩くのは平気」と結構歩きます。

これはとても良い事ですよね。

 

でも、右脚を庇って歩くので、体が曲がって見えます

整形でレントゲンを撮ってもらったら、

背骨が右に湾曲しています。

長い年月をかけて湾曲が進んだようなのですが、

原因は、右脚の膝とふくらはぎのしこりです。

痛くはないようなので、大丈夫と自己判断し、

自分からは医者に行きません。

しこりが大きくなってきたので、今回は強引に連れて行きましたが、

案の定、結果は燦燦たるものでした。

 

庇って歩くので筋肉はパンパン、

背骨が曲がっているので、骨盤も歪み、

お尻をつき出してあるくので、腰痛になるのがわかります。

本人は気にしていませんが、右脚はすり足になり、

踵から着地するのではなく、

脚は上げず回し出して、足の裏全体でふわっと置く。

雲の上を歩いているようです。

股関節に異常はないようですが、

変形性股関節症の末期の歩き方に似ています。

 

杖を使うように言っても、まだ杖はいらないと使いません。

足を引きずって、体を傾けて、

余計に体が歪むのに、自分はまだ大丈夫と大丈夫と、

いう事を聞いてくれません。

今まで、「若い若い」と言われてきたので、

今も元気にみせたいのはわかりますが、

困ったもんです。

 

杖なしでバランスをとろうとするので、

体を右に傾けて、お尻を突き出し足を引きずって歩きます。

そんな歩く姿より、

杖を突いて、背筋を伸ばして歩く…

その方が、ずーっと若く見えると私は思うのですが‥‥。

杖は、嫌みたいです。

 

思うに、自分の見栄が治療を妨げています。

 

杖を突きたくない気持ちもわかります。

私も、手術後、

車椅子、歩行器、松葉杖、杖と回復して、

ちょうどそのころ、仕事に復帰したのです。

元気になった、普通に歩けるところをみんなに見せたくて

会社に杖を突いていくのは嫌で、

無理して歩いていました。

これも見栄です。

 

幸い手術後は、だんだん筋力もついて、

その為、杖も不要になってくるのですが、

義母のように、どこかに原因があって庇っているような場合、

いろんな筋肉が硬くなるだけでなく、骨まで歪んでしまいます。

 

杖で進行を遅らせたり、リハビリをしようにも、

私は大丈夫という、どこから来るのかわからない見栄で、

ますます、体が歪む結果になってます。

 

自分は、まだまだ大丈と思ってるあなた、

体の骨が歪む前に、ちゃんと整形の先生に相談したほうがいいですよ。

 

これは、私だけでかもしれませんが、

自分の見栄は、邪魔にしかなりません。

 

あなたも、思い当たる所はありませんか。

 

痛みを堪えて生活していても、良い事は何もありません。

他の筋肉や骨が悪くなる前に、その痛みを取り除いてくださいね。

それができるのは、自分だけ…。

あなただけ、なのですよ。

 

では、今日は余談ですみません。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

では、又次回をお楽しみに。

失礼します。