「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第202話 手術後のマッサージと筋トレ ④ ふくらはぎ

 

こんばんは、玉城 領子です。

今日も秋晴れでしたね。

日中は、汗ばむほどの陽気ですが、

陰に入れば涼しい風が吹いていました。

いいですね。

とても気持ちのよい日でした。

 

さて、お待たせしました。

今日は「ふくらはぎ」の話です。

 

あなたは、

全身の血流を改善する要が、「ふくらはぎ」って、

ご存知でしたか。

 

私は、ふくらはぎが「第二の心臓」とは聞いたことあるけど、

それが血流を改善するのに、どのように関係するのかと思いました。

 

じつは、ふくらはぎは血液循環において、

大事な役割を担っているようなんです。

 

つまり、

ふくらはぎを刺激して、血流を心臓に戻すという事のようです。

 

「すべての病気は、血流と関係している、

血流をよくするには、ふくらはぎをマッサージすることだ」

という「ふくらはぎ療法」というのもあるくらい、

体の中でもふくらはぎは、血流にはかなり関係のあるところだったのです。

 

「ふくらはぎ療法」とは、世界で活躍されていた、医師の故・石川洋一先生が、

今から40年ほど前に考案された方法です。

興味のある方は、本も出ているので読んでみて下さい。

 

「大切なのは、常日頃から

病気にならないように未病・予防を心がけよう」と提唱されています。

 

それには、

「とにかく血液を心臓に戻しましょう、

その為にはふくらはぎをマッサージしましょう」と書かれています。

 

血流には、心臓から血液を送り出す動脈と、

戻す静脈があります。

動脈は、血液が心臓という力強いポンプから送り出され、

自信も弾力があるので、力強く運ばれます。

でも、問題は帰りです。

心臓に血液を戻す静脈は、筋肉の中にあり、

動脈のように弾力はなく、重力の影響を受けやすくなっています。

そこで、ふくらはぎの筋肉を動かすことで、

ポンプの役割をしてもらいます。

 

上半身の血液は、心臓に近い事もあり、

比較的簡単に戻るのですが、

全体の70%を占める下半身の血液は、

重力に逆らう事になるので、滞りやすくなります。

そこでふくらはぎの筋肉が、ポンプの役割を果たして、

心臓に血液を戻すのです。

 

では、ふくらはぎのマッサージで血流が改善すると、

どのような効果があるのでしょうか。

 

改めて調べましたが、すごいですよ。

 

全身に血液がたっぷり届く➡自然治癒力が高まる

免疫力が高まる➡病気にかかりにくい

心臓や腎臓の負担が軽くなる➡高血圧、心臓病、腎臓病

自律神経のバランスが調整される➡自律神経失調症、更年期障害

ホルモンの働きが活性化する➡美容

代謝が高まり、体温が上がる➡ダイエット、冷え症

老廃物を排毒する力が高まる➡便秘

細胞が活性化する➡若返り、認知症

参考:特選街WEB

 

もうやるっきゃないですよね。

ふくらはぎは、

手で触れられる「下半身の心臓」と呼ばれています。

 

それで、どうするのって‥‥、

そうですよね。

マッサージのやりり方です。

私がやっているのは、マッサージというか

筋肉はがしです。

まずウォーミングアップのつもりで、長座に座り

足の指をそろえて足首から、グーっとつま先を伸ばします。

つま先が床に着かないかな…程度まで伸ばします。

その後で、足首を90度になる位戻します。

踵を突き出す感じです。

 

座って、片膝を立て

立てた方の足首を、親指を上にして両手で掴みます。

そのまま骨に沿って、内から外へ骨から筋肉を切り離すように掴み、

ぐいぐいと膝下まで筋肉を剥がしていきます。

膝まできたら、膝の裏をかきだすようにマッサージをします。

リンパがたまっているので、

膝裏は、思いのほか硬いですよ。

 

私は、重心が外側に流れることが多く、

いつも足が浮腫んでいますが、

このマッサージをお風呂でやってから、

夜中に足が攣る事も、浮腫むこともほぼなくなりました。

 

あなたもやってみて下さい。

 

それと、

ふくらはぎの筋トレは、つま先立ちです。

歯を磨く時は、基本つま先立ちでやります。

 

あとは、

つま先の根もとでしっかり立って、

ゆっくりと踵を下ろします。

床に着く前に踵を上げます・

10回位くりかえします。

 

驚くほど、健康になりますよ。

是非やってみて下さい。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございました。

次回は太腿からおしりにかけてです。

 

おやすみなさい。