「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第237話 骨盤の歪み 腸腰筋と腹横筋

 

 

こんばんは、玉城 領子です。

 

今日は、ヨガに行きました。

「スタイルアップヨガ」のコースで、

ちょっとハードです。

かなり太った私には、この「スタイルアップ」という言葉が

なんとも魅力的です。

おまけに、始まったばかりのコースなので、

なんと生徒は私一人、

マンツーマンです。

先生に細かくポーズを直してもらって、ラッキーでした。

 

そのヨガで聞いたことも含めて、

今日は、骨盤の歪む原因についてお話しします。

「腸腰筋」と「腹横筋」です。

いわゆるお腹の辺りの、

インナーマッスルと呼ばれている筋肉です。

 

結論を先に言うと、これらが弱ると

骨盤が「後傾」します。

 

骨盤が歪むと、代謝が悪くなって太る原因にもなります。

勿論、太る原因はそれだけではありません。

食べ過ぎや、食べた後すぐに寝て血液中に余分な糖質が排出されて脂肪として蓄積される‥

(私は間違いなくこれもあります。)のも原因です。

それも代謝がよければ、さほど問題にならないかも…ですが、

骨盤がゆがんでいると、血液の循環が悪くなり代謝も悪くなるのです。

 

では、「腸腰筋」と「腹横筋」の役割を調べましたので、

骨盤とどうかかわるのか、是非読んでください。

 

腸腰筋は、「大腰筋」と「腸骨筋」という2つの筋肉を合わせて「腸腰筋」といいます。

「股関節の屈曲(太ももを上げるための筋肉)」ですが、

太腿を上げるときに、骨盤と背骨を前下方に引き下げるように働きます。

太腿を上げてみると、その動きがよくわかります。

 

 

 

腸腰筋の主な役割は、下記のとおりです。

・姿勢筋として、背骨・骨盤を安定させる。

・横隔膜と連動して、呼吸に関わる。

・上半身と下半身の連動に関わる。

・全身の血流を促進する。

 

内転筋(太ももの内側の筋肉)が弱る事による不調は前回お話ししたので、

腸腰筋と内転筋が弱くなれば、

「骨格が歪み、姿勢が悪くなる」という事になります。

それには、「腹横筋」と「骨盤底筋」も関係します。

 

腸腰筋と内転筋には、それに沿って太い血管が通っているので、

弱って硬くなったりすると、血流が悪くなります。

 

次に「腹横筋」について説明します。

「腹筋群」と呼ばれる筋肉の一番奥にあるのが「腹横筋」です。

体幹部のインナーマッスルの一つで、

お腹をベルトのように守っているのが「腹横筋」です。

 

 

 

「骨盤底筋群」も骨盤に関係があります。

「腹横筋」と協力して骨盤を上下から支えている筋肉が「骨盤底筋」です。

骨盤だけでなく、内臓を支えるのも骨盤底筋群の仕事です。

具体的にいうと、膀胱や直腸といった臓器を支えることで、

排尿をはじめとした肉体の動きを補助しています。

「腹横筋」と深く関係しているのが「骨盤底筋群」で、

呼吸に合わせて上下に動く傾向にあります。

 

骨盤がゆがむと一言で言いますが、

こんなにいろいろな筋肉が関係しているのです。

次回から、ゆがみを直すストレッチなどを紹介しますが、

私のように変形性股関節症だったあなたは、

これらの筋肉を鍛える前に、緩めてあげることも必要になります。

湯船に浸かってマッサージしたり、

テニスボールを使ったらり、

ヨガのポーズをとったりして、知人でいる筋肉を緩めて下さいね。

 

今日は、この辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

次回から骨盤の矯正方法を、症状別にお話ししますね。

では、

おやすみなさい。