「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな生活を送る方法」第317話 手術の決断

 

こんにちは、玉城 領子です。

 

そろそろ梅雨入りでしょうか。

今日もスッキリしない天気です。

 

先日、半年に一回の、

股関節手術後の定期健診に行ってきました。

 

もう手術をして17年になりますが、

おかげさまで、今回も異常なしでした。

 

その時に先生に聞いてみました。

私が手術した時と、今の手術はかなり変わりましたか・・・?

すると先生は、

そうですね、中にいれるものはあまり変わりませんが、

筋肉を切ることが少ないかな・・・と。

 

専門的なことはわかりませんが、

人工関節は変わらにけど、切るのが少ない、という事は、

かなり技術も進歩してるのですね。

傷跡も少しで済みますね。

 

ネットを見ると、変形性股関節症を切らずに治すとよく出ていますが

変形性股関節症って、手術をしなくても治るのですか・・・?

 

先生は、

よっぽど初期で、骨が変形していなければね・・・、

膝と違って股関節は様々な動きをするので、

骨がすこしでも変形していれば、症状は進むんです。

そうすると、最後は手術をするか、

手術はせず、そのまま痛みを堪えて生活するか、

どちらかになりますね…って。

 

ご本人の選択のようです。

 

痛みを堪えてって言っても、

激痛ですよ。

私は手術して、激的に生活が変ったので、

手術する方をおすすめします。

 

でも先生は、

皆さん上手に、痛いところを庇って、

他の筋肉てカバーしておられます・・・とも言っておられました。

 

そうなんです。

私も手術前は、股関節を庇って跛行と言われる歩き方でした。

なるたけ痛くないように、歩くのも座るのも庇って庇って‥‥。

 

そのため、体中の筋肉がカチコチになりました。

まだいまだに、その凝りが残っているところがあります。

股関節周り、腰回り、背中、脚、首回りの筋肉を総動員して、

筋肉に相当負担をかけていたようです。

 

末期となると、何もしなくても、

寝ていても痛いんですよね。

痛み止めで胃は荒れるし、大変です。

 

でもこの痛みを完全にとるには、

手術しかありません。

どんなに有名な整体の先生にかかっても、

私の股関節痛はなおりませんでした。

当たり前です。

骨が変形していて、それが原因の痛みですから。

 

通っていると、少しはましになったように思うのですが、

変形の度合いは変わらないわけで、

また痛みが出ます。

もういたちごっこで、

でも激痛なので、加圧トレーニング含めて、

神頼み状態で、あちこち行きましたね。

 

骨の変形が原因なので、

その変形が治らない限り、

痛みはなくなりません。

 

手術を受けない事を選択したあなたは、

その痛みには、耐えていく事になります。

 

進行の度合いによっては、筋肉を鍛えると

その筋肉が股関節を庇って、痛みがましになることもあるようです。

 

でも、末期となると話は別です。

何をしても痛い…‥。

手術で痛みをなくして、その後は、明るい時間を過ごしてほしいのです。

 

一度、変形性股関節症の方のつぶやきのサイトに投稿したことがありました。

「手術をして、今は痛みもなくなり楽しい人生を送っています。」

というようなことを書いたのですが、

「楽しい人生とか、ここでそんなことをいうのはどうかと思う」というような意見がありました。

 

痛い痛い、毎日が辛い・・・、

どうして私だけ・・・、

そんな辛い気持ちを、同じような症状な人と共有して、

私も…という気持ちを共有したいのでしょうね。

 

とてもよくわかります。

 

でも私は、同じような症状な人はまわりにういなくて、

インターネットも今ほど発達していなくて、

自分の痛みをわかってくれる人はいませんでした。

ただ、ひたすら一人で耐えるのみ…。

辛かったですね。

 

考えてみれば、

まだまだ人生は長いのです。

痛いまま、毎日を過ごすか、

痛みのない毎日を謳歌するか。

そんなことを考えてる余裕もなかったです。

 

でも、今はインターネットも発達して、

検索すればすぐ答えが出てくる時代です。

なので、これはあなたの選択(決断)次第です。

 

変形性股関節症も、症状によりいくつもこたえはあ違うので、

主治医の先生とよく相談して決めて下さい。

 

そこでも大切なのは、「あなたはどうしたいか」‥‥です。

あなたが手術したくないと言えば、

たとえ末期であっても、痛みに耐えかねていても、

無理には勧められないと思います。

手術しないと生死にかかわる…、というような内臓の病気とは異なりますから。

あなたの決断を優先してくださいます。

痛みに耐えていくなら、それも選択です。

 

そんなに痛くないわ‥というあなたは、

まだそんなに進行してないのでしょうね。

私もそんな時期がありました。

その状態を維持できるなら、それはそれでいいのかも。

 

でも、私の主治医は、

少しづつ進行すると言っていました。

私は、それに加えて歩く仕事という無理をしたので、

進行していまいましたが…。

 

進行期で、少しでも骨の変形が見られるあなた、

痛みはないですか。

手術したくないなら、

回りの筋肉を鍛えて、それで骨にかかる負担を少なくして、

少しでも進行を送らせてください。

完治はしないのですが、痛みは和らげることができるかもしれません。

 

 

筋トレして、痛みがなくなったように思っても、

治ったわけではないのです。

 

どんな症状でも、

あなたの意思に沿った治療を、主治医は考えてくれます。

どうせ、私は…とか、

諦めないで下さいね。

 

あなたのこれからの人生が、

楽しくて豊かなものになりますように。

すべては、「あなた次第」です。

 

定期健診で、私が感じた事でした。

 

今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。