「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第131話 雨と股関節痛

 

今晩は少し蒸し暑いですね。

雨が近づいているようで、もうそろそろ梅雨のシーズン。

ちょっと憂鬱…

 

こんばんわ、玉城 領子です。

 

雨が降ると、股関節が痛むというあなた。

わかります。

私もそうでした。

 

これはどうも気圧が関係しているようです。

雨の日は気圧が低くなります。

普段、体の中で中から外への圧力と、外から中への圧力は同じです。

ところが気圧が下がると、外から中への圧が少なくなり、

中からかかる圧力の方が強くなります。

 

これが関節のつなぎの部分(軟骨ですね)だと下図のようになります。

 

参考:KONAMI SPORTS ブログより

 

均衡を保っていた中からと外からの圧力が、

気圧が下がる事で、外からの圧力が低くなるのです。

 

そこで人の体は、中から外にかかる圧力を自動で調整するのですが、

その調整が上手くいかないと、いろいろな不調の原因になります。

中から外にかかる圧力を調整する力で、筋肉や股関節周辺の血管が収縮します。

それが、神経を刺激します。

結果、血行が悪くなり、疲労物質がたまる事で関節周りが酸素不足になり関節痛が起こります。

頭痛のする方も同じ原理のようです。

 

気圧の変化は自律神経の副交感神経に影響するようです。

体がだるく感じたりするのは、この影響のようですね。

これには質の良い睡眠や、休養が必要です。

 

この症状は、天気痛とか気象病とも呼ばれているようです。

 

変形性股関節症とか関節の病気のあなたは、

雨による気圧の変化は辛いですね。

これからの季節が憂鬱になります。

 

私も手術する前はそうでしたから、よくわかります。

おまけに雨が降れば、傘もささないといけない。

バッグもあるから両手が塞がる。

足元は滑りやすい。

よけいな筋肉に力が入る‥‥。

これでは、筋肉は固まるばかりです。

 

それこそ、リモートワークになればいいのに…。

 

自分の力ではどうにもならない事に期待していては

何も変わりません。

自分で行動あるのみです。

 

何を行動するのかって‥‥🙄。

 

痛みが数日で治まる程度なら、まだいいのでしょうが、

日常生活に支障が出ているようなら、

躊躇なく整形外科を受診して先生に相談してください。

早い段階で、レントゲンをとってご自分の股関節の状態を

確認してください。

早い段階だと、治療の幅も広がります。

 

痛みを庇って歩いていると、体がバランスを崩して

もう片方の股関節も悪くなり、膝にも影響の出ることもあります。

 

私も、長年、痛みを庇って歩いていたせいで、

右股関節だけだった変形が左にもおよび、

結果、両股関節を手術する事になってしまいました。

 

整形外科に行っても、たとえ末期でも

無理には手術を勧められません。

決めるのは、あなたです。

 

私は、変形性股関節症の事を

自分でよく理解しないまま、手術をしました。

 

信じられないですよね。

でも今では、

手術をしてよかったと、心から思っています。

痛かった時の生活なんて、考えられません。

というか、とっくに忘れています。

 

自由に動けて、好きなことができて、

こんな幸せなことはないですよね。

 

あなたも、これからの人生を考えてみて下さい。

動けない人生なんて、もったいないと思いませんか。

痛くて、顔をしかめて寝ていても一日、

笑顔で、外を飛び回っていても同じ一日です。

 

あなたにとって、楽しい方の人生を選んでくださいね。

 

それでは今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

明日、雨が降らないといいですね。

おやすみなさい。