「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第254話 股関節が硬い

 

こんにちは、玉城領子です。

 

今日はもうすぐ雨が降るようです。

その前にと、

さっきウォーキングしてきました。

 

ほんとに「すぐやる」というのは、素晴らしいです。

行動しないと何も変わらない‥‥。

すぐやると、たいていのことは片付きます。

 

自分の気持ちの持ち方なんだと、

改めて感じます。

 

さて、今日は「股関節」の話です。

もう何度も取り上げていますが、

股関節が硬くなり、可動域が狭くなると、

歩き方にも影響するし、

血流が悪くなり、ダイエットや美容にまで影響があります。

 

変形性股関節症のあなたはご存知ですが、

健康なあなた、

股関節って、どこにあるかご存知ですが。

上半身と下半身を繋ぐ重要な役割を担っている部分で、下図を参考にして下さい

 

図3

図:全日本民医連 けんこう教室より抜粋

 

そこで股関節が硬くなる要因を考えてみました。

4つ思いつきました。

 

1.股関節周りの筋肉の凝り

前傾の「お尻のマッサージ」でご説明しましたね。

 

2。加齢や姿勢による身体の歪み(猫背・XO脚など)

加齢により血管や筋肉が硬くなると、関節の軟骨のクッションがすり減り

柔軟性が低くなります。

また、日頃の姿勢が悪いと、骨盤が歪み、

骨格のバランスが悪くなって股関節が硬くなってしまいます。

 

3.長時間同じ姿勢でいる。

デスクワークなどで同じ姿勢を続けていると、股関節周りも硬くなります。

 

4.股関節を動かすことが少ない。

歩く事が少なかったり、運動時間が少ないと股関節も硬くなりま。

 

変形性股関節症のあなたは、すべて当てはまりそうですね。

 

股関節が硬いと血行が悪くなり、

老廃物がうまく排出されません。

脚のむくみや冷えが生じやすくなり、

代謝も悪くなり、

太りやすく、痩せにくいカラダになってしまいます。

そして、

代謝が悪いままだと、

身体についた脂肪も落としにくくなります。

 

股関節が硬いままダイエットを行っても、

思うように脂肪を落とせない‥‥という悪循環に陥ります。

 

そこで、

ヨガでよくやる、股関節周りをやわらかくするポーズ(アーサナ)をご紹介したいのですが、

骨盤yogaは、(私はやっていますが😉、)

人工関節を入れているあなたは、ちょっと刺激が強いかもなので、

その中でも、簡単なものをご紹介します。

 

四つん這いで、お尻を回す。

1.四つばいになってつま先を立てる。

2.おなかの力を抜き、骨盤を床と平行にしたまま、

円を描くようにお尻を右から足首の上、左というようにに移動させる。

左右それぞれ5回ずつ回す。

最初は小さく回してOK。徐々におおきくまわせるようになります。

3.四つばいに戻り、息を吐きながらできるだけお尻を後ろに引いて手を前に滑らせ、

上半身を伸ばす。

 

バンザイのポーズで、体の前側全体を伸ばす

1.バスタオルを巻いたものを仙骨の下に敷いて、あお向けに寝る。

2.両手を頭の上に伸ばして、脚と手で引っ張るように伸びる。

このポーズ、何気ないですが、

お腹の筋肉が良く伸びます。

 

股関節って、体の中で最も大きな関節です。

ボール状に丸くなった骨の先端が、骨盤の一部にはまっています。

本来自在に動かせるはずなのですが、

座りっぱなしで股関節を前側に折り曲げ続けていると

骨盤の前側にある「腸腰筋」だけでなく、後ろ側の「大殿筋」や「中殿筋」も硬くなります。

結果、骨盤は「後傾」してしまいます。

でも、股関節が柔らかいと、

普段の動きで、これらの筋肉がしなやかさを保てるため、

骨盤が正しい位置になりやすいのです。

 

ぜひあなたも、体の要の関節「股関節」を意識して、

柔軟性を高めて下さいね。

 

今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

今からピアノやって、脳トレします。

 

では、また次回にお会いしましょう。