「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第143話 姿勢と肩甲骨

こんばんわ、玉城 領子です。

 

今日は、梅雨にしては爽やかなお天気でしたね。

窓から入ってくる風がとても心地よくて、

一日中クーラーとは無縁でした。

 

ところでこの頃、というかここ2か月くらいで

とても良い兆候に気付きました。

 

それは、姿勢です。

肩胛骨がおりて、自分で言うのもなんですが、

とても素敵に背筋が伸びてます。

 

最初は、ヨガとベリーダンスの先生に言われて、

猫背の自分の姿勢に、げんなり…。

 

先生に言われたように、正しい姿勢にしようとやってみたのですが、

「うわっ、きつい…」という感じ…、

これ、できるの‥‥?、

これは、私の心の声です。

それだけ、私の姿勢は猫背で背中が曲がり、

肩は腕を巻き込み、骨盤は後傾に固まっていたのです。

これを修正するなんてできるのかな…、と最初は弱気…、

もちろん、筋肉もコチコチです。

 

でも、「これが本来の、領ちゃん(先生は私の事を領チャンと呼びます)の姿勢です」

と先生に言われて、

すっと、伸びた自分の姿勢を見て、

「よし、直すぞ」と決心したのです。

 

意識をするので、正しい姿勢を保つのに徐々に「きつさ」は減ってきます。

最初は、何かに写る自分の姿(台所で食器棚に写る姿が多かったですが…😅)を見て、

「いけない、直さなきゃ…」という程度です。

直すのも、写る姿を見ながら

「えーと、肩胛骨を落として、みぞおちを締めて、骨盤を立てる‥‥」

見ながらやってみて、「こんなもんかな‥‥」、という感じです。

「うん、いい。できた😀😀」

でも、他の事に気を取られると、すぐ、元の姿勢に戻っている‥‥。

これの繰り返しです。

 

近頃は、何も見なくても意識は働いでいのですが、

時々、パソコンをやっているときとか、寝不足の時、

つい猫背になっているとがあります。

気づいて姿勢を正すのですが、

鏡を見なくても、腰が立ち、肩胛骨がすっと落ちます。

 

これって、毎日やっているマッサージや、

週一で通っている、ベリーダンスやヨガのおかげかなーと思っていたのです。

 

ところが、

自塾生活でスタジオレッスンが、自粛になりました。

すぐにオンラインのレッスンになったのですが、

先生も不慣れなのかベリーダンスは、オンラインではよくわかりませんでした。

自粛は解けて、ベリーダンスはスタジオレッスンに戻しましたが、

ヨガのレッスンは、オンラインでもよくわかったので、

オンラインのまま、毎日にしたのです。

週一だったヨガを、お風呂でのマッサージと同じ毎日にしたのです。

(それでも、安い…😅)

すると、一カ月過ぎたころから、体が変っているのに気が付きました。

 

股関節、柔らかくなってる…、

背中のコリコリなくなってきた…、

体重計に乗ると、体重はそんなにへってないなあ~🤔。

えっ、基礎代謝、上がってるし…。

という、体重以外はうれしい効果が出てきました。

 

そうなんです。

ヨガを毎日やる事で、いろいろな筋肉が柔らかくなったので、

正しい姿勢を保つことが楽になったのです。

 

私が思うに、変形性股関節症の方が「姿勢を正しくきれいに保つ」には、

1.まず硬くなっている筋肉を柔らかくする。

2.それから、各パーツの正しい位置の意識です。

どこかに痛みのある方は、変形性股関節症でなくても、

この順番がいいですね。

この順番間違えると、なかなか姿勢は戻りにくいです。

 

前置きが長くなりましたが、その為に今日は肩甲骨の話をします。

 

変形性股関節症のあなたは、背中全体が硬いと思いますが

まず肩甲骨を動くようにしましょう。

 

肩胛骨を動かすと肩凝りって治るの?

そう思いますよね。

答えは、YESです。治ります。

 

説明します。

肩こりとは、筋肉がこわばる事で肩から背中にかけて感じる不快な症状の事を言います。

原因はいろいろありますが、一つは血行不良です。

肩こりに最も関係が深いのは、僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲挙筋(けんこうきょきん)です。

肩こりに悩んでいるあなたは、

パソコンやスマホを見ることが多くて背中が丸くなってませんか。

背中が丸くなると、両肩が前に移動する猫背になります。

その状態で長い時間過ごすと、筋肉は張りつめて血流が悪くなり

肩胛骨は左右離れた状態で固定化することがあります。

これが肩凝りの原因の一つです。

 

変形性股関節症の方は、スマホ操作をしていなくても、

股関節を庇って歩く関係で、猫背になることが多いですね。

その為、肩胛骨が離れて固まっていることが多いように思います。

 

一方、姿勢を保つためにも、

肩胛骨の周りの筋肉が、衰えることなく柔軟に動く事が大切で

肩胛骨が固まってしまうと、肩・首・背中の凝りを引き起こし血流が悪くなります。

 

肩が凝ることに肩甲骨は大いにかかわりがあります。

 

 

では、肩胛骨って、どんな役割をしているのでしょうか、

少し調べてみました。

肩胛骨は肩と腕をつなぐ役割なのですが、つながっているのは鎖骨だけで、

筋肉が肩甲骨を支えているので、自由に動く骨です。

ご存じのように、背中の上部の左右にある三角形の形をした大きな骨ですが、

肋骨の上に浮いたようになっていて、

肩をすくめる、下げる、胸を張る、腕を前に出す、腕を真上に上げる、背中に手を回す等

 

を行います。

 

私は肩甲骨周りの筋肉が、ガチガチに固まっていたので、

肩を下げてと言われても下がらなかったのです。

 

あなたも心当たりがありませんか。

 

普段から意識して動かすことで、可動域は広がり、

肩凝りなどの不調も回復しますので、

腕回し(手をのばしても、肩に手を置いてもいいので、肩甲骨から大きく回す)をしたり、

タオルの両橋をもって、背中で上、左、下、右と動かしたりして

滑らかに動くようにしておきましょう。

 

姿勢を正すと、筋肉は正常に働きます。

その、正しい姿勢を保つために、筋肉を緩めましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今夜はこの辺で失礼します。

 

パソコンやスマホを見ていた方は、

肩を大きく回してすとんと落としましょう…。

 

というか、肩動きますか?

動かしましょうね。

 

おやすみなさい。