「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第159話 バランスをとるってどういうこと?

こんばんわ、玉城 領子です。

 

昨日は夕方にすごい雷が鳴って、

一時的に大雨警報が出ていました。

幸いすぐに雨雲は通り過ぎてくれましたが、

今日、やっと関西は梅雨明けが発表されましたね。

 

今年の夏も暑いみたいです。

マスク生活の中、

熱中症にならによう気をつけないといけませんね。

 

では、今日はバランスの話です。

ヨガでもよくバランスのポーズがあるのですが、

あなたは片足で立てますか。

わたしは、今でこそ立てるようになりましたが、

最初はフラフラして、すぐ上げている脚を下ろしてしまってました。

 

これ、コツがあるように思います。

骨盤を脚の真上に乗るようにするという事なのですが、

ますは正しく、まっすぐに立つことです。

変形性股関節症のあなたは、

まっすぐに立つのも、結構難しいですね。

 

足の裏、親指の根元、小指の根もと、踵の3点でしっかり床を踏んで‥‥、

ちょっと足元みてください。

足の指に力がはいってませんか。

床を踏むのは、指ではなく指の根もとですよ。

指は添えるだけです。

そして、骨盤を立てる。

背筋もまっすぐ( ^ω^)・・・。

 

具体的に言うと、

お腹を締めるというか、お腹を背中の方に引いて

お尻の下を、ちょっとお腹の方に引き込み、

お尻の横の筋肉(中殿筋のあたり)を締める…。

 

お腹を締めるとお尻の横も締まるのですが、

私は、なかなかうまくできなくてフラフラ・・・・。

なんでだ…?、骨盤立てて背筋をまっすぐにしてるのに…。

 

そこで、お尻の横の筋肉に力を入れたら、

フラフラしなくなりました。

外側に重心が流れてました。

重心は心持ちですが、内側、足の裏では親指と踵です。

 

ヨガをしていて、お腹から脇の下の筋肉(体幹の筋肉)が伸びたのも

片足立ちには良かったようです。

跛行が長いと、体幹が縮みまくってます。

という事で、

片足立ちに必要なのは、筋力ではなくバランス力です。

 

そこで、質問です。

立っている時、体のバランスをとっているのはどの部分だと思いますか。

腰?、骨盤?、頭?、脳?‥‥。

脳ですか…😲

確かに、脳は全ての命令系統を司ってますね。

脳の中でも「小脳」が、体のバランスを司り、

運動の円滑さをコントロールする役割があります。

 

でも、立っている時のバランスをとるところ‥‥

 

それは、「足の裏」です。

足の裏のアーチが関係します。

 

もちろんそれだけではなく、背骨や骨盤が歪んでいれば、

バランスは取れません。

 

変形性股関節症のあなたは、股関節を庇って歩いているので、

背骨や骨盤が歪んでいませんか。

というか、歪んでいるのに気が付いていますか。

歩き方も跛行だったりして、

足の裏にまで気が回っていないというのがありますね。

でも手術で根本の股関節を治しているのなら、

背骨や骨盤のゆがみは矯正できます。

 

そうすれば、次にするのは体のバランスをとって、

正しくたって、バランスよく歩く事ですよね。

 

股関節を庇い、腰を上げて脚を送り出していては、

いつまでたってもきれいには歩けません。

これは、手術前の跛行の癖です。

癖なので、あなたが直そうとしたら直せます。

放っておけば、そのままです。

手術をしても上手く歩けないのではなく、

手術をしても、自分の手術以前の歩き方を治さないから

上手く歩けないのです。

 

筋トレもそうです。

手術前に、本来「正しく立つ」のに使うのべき筋肉、

「正しく歩く」のに使うべき筋肉を使っていなかったから、

その筋肉が弱って、縮んで…、

その為、力が上手く入らないのです。

その機能回復の為に、筋トレもするのです。

これをよく覚えておきましょう。

 

正しく立つ、正しく歩くは、

これからのあなた次第ということです。

 

その為、「正しく立ちたい、きれいに歩きたい」というあなたの気持ちが

とても大切になってきます。

 

本来、立つのも歩くのも、

正しく筋肉が使われていたら、とても楽なはずです。

 

では、話を戻します。

足の裏で、どうして体のバランスが取れるのでしょうか。

それは足の裏にある3本のアーチが関係しますと言いましたね。

このアーチの役割の一つが、立っている時のバランスをとる機能なのです。

他には、歩く時のスムーズな重心移動や歩行時の衝撃吸収があります。

このアーチのおかげで、バランスよく立ったり、歩いたり走ったり

ジャンプしたりすることができるのですね。

 

このアーチが崩れると、体のバランスがうまくとれなくなります。

歩き方が変化し、痛みを感じたり外反母趾や偏平足などのような足の裏のトラブルになります。

親指の付け根、小指のつけ根、踵(かかと)を結んで3本のアーチが出来ています。

1.親指の付け根から小指の付け根にかけてのアーチ

2.親指の付け根から踵にかけてのアーチ(内側縦アーチ、土踏まずともいいます)

3.小指のつけ根から踵にかけてのアーチあ(外側縦アーチ)

脚に浮腫みがでるあなた、足が重く感じというあなたも、

このアーチが崩れている可能性があります。

 

でもこのアーチ、復活させることができます。

それは、次の簡単な運動をするだけです。

1.足の指をぎゅっと知締めてグー、思い切り広げてパー です。

お風呂で湯船に浸かりながらすると血行が良くなるのでお勧めです。

私は10回くらいやってます。

次に、

2.踵の上げ下げです。

足の指の付け根で床を押して、踵は出来るだけ高く上げます。

20回位、朝昼晩3回がいいようですよ。

 

三日坊主にならないように、

「正しく立つ、きれいに歩く」ということを目標にするなら、

目につくところに、紙に書いて張り出しておいてください。

音読も脳にいい影響を与えるので、毎日声に出して読むといいそうですよ。

 

片足立ちに限らず、いろいろな動作をするのに

バランスは必要です、

足の裏の役割も、わかっているのとそうでないのとで

結果はかなり違いますよね。

 

少しでもお役に立てば幸いです。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

水分補給を忘れないようにしましょうね。