こんばんは、玉城 領子です。
外はまだまだ蒸し暑く、8月ももう終わりですが、
今日も猛暑でしたね。
そろそろ、外で動きたいです。
ところで、ここのところ「動ける身体」になる事について、
いろいろな切り口で話していますが、
そもそも「動ける身体」って、
どんな身体のことなのでしょうか。
トレーニングをしている人は良くご存知だと思いますが、
「頭の中の動き」と「実際の動き」の乖離がない事です。
イメージしたように動けるといいましょうか…。
例えば、子供の運動会に参加して、
走ってるつもりなのに足がもつれて転ぶとか・・。
あるあるですよね。
歳をとってなくても、走ると足がもつれるということはあります。
これは、筋肉量が落ちていて、
頭の中の動きを、体が再現できないからだといわれています。
運動をしていないと、これは顕著に現れます。
脚を上げたつもりで、上がっていなくて転んだということがないように、
日頃から筋肉と反射能力も鍛えた方がいいですが、
今はそこまではいいでしょう。
とにかく、動ければいいと考えましょう。
アスリートのトレーニングをしている方が、
動ける身体を作るには、「姿勢維持」に筋肉を使わない身体をつくる事、
だとおっしゃっていました。
脳からの指令に、即座に反応することができなくても、
姿勢が維持されていたら、すぐにつぎの動作に入れるということです。
姿勢維持に筋肉を使わない・・・?
…使ってるけど‥‥。
そうですね、使ってますが、
意識して使っているのではありませんよね。
つまり、「姿勢を維持するのに余計な筋肉を使わない」と言い換えた方が
わかりやすいと私は思います。
変形性股関節症末期で手術前の私は、
歩くのに痛む股関節を庇って、バランスをとる為に
お腹やら背中やら、いろんなところの筋肉を使っていました。
姿勢維持の為に、意識して、
歩くのには必要ない筋肉をつかっていたのです。
(勿論、その筋肉はコリコリになります。)
なかなかすぐに、次の動作には入れません。
ヨッコラショという感じでした。
変形性股関節症でなくても、
日本人は、骨盤が歪んでいる人が多いです。
骨盤の歪みは、姿勢が崩れて筋肉の凝りの原因になります。
本来、歩行に必要な筋肉だけを使っていたら、
よっぽどハードに歩かなければ、そんなに筋肉は凝りません。
筋肉がコリコリで硬くなってしまったのは、
姿勢維持の為に、本来つかわなくていい筋肉をつかっているからです。
姿勢が崩れているのです。
では、姿勢維持に余計な筋肉を使わないようにするには、
どうしたらいいのか。
あなたならどうしますか。
ヒントは
「肩胛骨」、「股関節」、「背骨」の柔軟性です。
次回に詳しくお話ししますね。
今日も、ここまで読んでいただきありがとうございました。
では、おやすみなさい。