「「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第118話 変形性股関節症のお尻のほぐし方

こんにちわ、玉城 領子です。

 

今日もとても良い天気です。

外出したくなりますよね。

でも、ここは我満、ガマン、😣です。

 

さてこのところ、変形性股関節症の方で

手術をしていてもしていなくても、

マッサージをしたほうがいいと思う筋肉の話をしています。

 

あなたは、ご存知だと思いますが、

筋肉と骨をつないでいる”腱”をほぐすことで、筋肉は緩みます。

 

すると、固くなっている筋肉が弾力性を取り戻します。

 

脚なら、アキレス腱、膝裏の内側側副靭帯、股関節と太腿の内側をつなぐ筋肉‥‥等々。

これらが少しでもやわらかくなれば、生活がすごく楽になります。

私もこれらの”腱”をほぐして、すごく楽に動けるようになってます。

 

血行が良くなるので、

お風呂の中で、湯船に浸かりながらが効果的ですが、

外出自粛でテレビを見る時間が多くなってるので、

その時間を使ってやってみましょう。

 

では、今日はお尻の筋肉です。

前屈をするときに、曲がらないというあなた。

どこが固いと思いますか。

背中、腰回り、脚の筋肉…、

そうですね、色々な筋肉が関係してますが、

私は、お尻の周りの筋肉をほぐしたことで、

結構、楽に曲がるようになりました。

 

あなたもお尻の周りの筋肉、固くないですか。

私はカチコチでした。

お尻の上の方からお尻を包み込むような(大殿筋)と、左右の腰下あたりの筋肉(中殿筋)です。

これはひたすら、「こぶしで叩く」、

そして「掴むように揉む」です。

最初は固くて掴めませんが、やっていると掴めるようになります。

今でもお風呂で、湯船に浸かりながら揉んでます。

 

股関節を動かすにあたり、

股関節を上にあげる、曲げる、伸ばす、

外側にねじる(開く)、内側にねじるという動作があります。

お尻の筋肉は大殿筋で、股関節を伸ばすための筋肉です。

ここが緩むと前屈がしやすくなります。

又、お尻の横、中殿筋ですが、これが緩むと開脚がしやすくなります。

変形性股関節症で、前屈や開脚なんて…と思っている方もいると思いますが、

筋肉が固くて開かない、曲がらないという事も多くて、

私は両股関節が人工関節ですが、筋肉を柔らかくしたら

結構できるようになりました。

 

前屈や開脚、膝立ちから方足を伸ばした前屈等、

左右差がある場合もあるのですが、

手術をしたら、股関節は両方ともちゃんと入っているので

この左右差は、筋肉の固さの違いです。

ゆっくりと伸ばせば、伸びてできるようになります。

私はこのおかげで、随分楽に、「前屈」も「体のひねり」もできるようになりました。

ヨガでの、胡坐も正座も長座も、開脚(180度は無理ですが…(*´σー`)も

大丈夫、問題ありません。

 

整形外科の私の担当医の先生は、

「無理にバキッとか言うほど曲げないで、

できる範囲でやるなら問題ありません」とおっしゃっていました。

でも、これは手術後の話です。

手術前の方も、お尻のマッサージで足を動かすのは楽になると思いますが、

前屈や開脚は、関節の変形度合い(進行度合い)によるので、

担当医に相談してみて下さい。

 

あなたが手術後なら、諦めないで続けてくださいね。

 

参考に股関節周りの筋肉の役割を載せておきます。

股関節のまわりは様々な筋肉や腱に囲まれて補強されています。

股関節を動かすための筋肉は次のように大別されます。

屈筋
(くっきん)
股関節を上に曲げるための筋肉 大腰(だいよう)筋、腸骨筋、縫工(ほうこう)筋、、 大腿直筋、恥骨筋
伸筋
(しんきん)
股関節を伸ばすための筋肉 大殿(だいでん)筋、半腱様(はんけんよう)筋、半膜様(はんまくよう)筋、 大腿二頭筋
外転筋
(がいてんきん)
股関節を外側に曲げる(足を開く)ための筋肉 中殿(ちゅうでん)筋、小殿(しょうでん)筋、大腿筋膜張筋
内転筋
(ないてんきん)
股関節を内側に曲げる(足を反対側に開く)ための筋肉 大内転筋、短内転筋、長内転筋、 薄筋(はっきん)、外閉鎖(がいへいさ)筋
外旋筋
(がいせんきん)
股関節を外側にねじるための筋肉 梨状(りじょう)筋、内閉鎖(ないへいさ)筋、上双子(じょうふたご)筋、 下双子(かふたご)筋、大腿方形筋

こうした組織が股関節を支え、安定した動きを与えています。

参考:人工関節ドットコム

 

それでは、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき

ありがとうございました。

 

明日も良き日でありますように。

おやすみなさい。