変形性股関節症を克服して、楽しく豊かな人生を送る方法 第九話 体のバランス 足の裏の話

こんばんわ。 玉城 領子です。

今日は、五月晴れのとても良いお天気でしたね。

外出にはもってこいですね。あなたは何をして過ごされたのでしょうか。

私は、衣替えと洗濯で一日終わりました。

何と服の多い事、気に入って買った洋服を仕事が忙しかった事にかまけて溜めまくり、収拾がつかない状態です。

断捨離しないとどうしようもありません。

しかし、捨てられない( *ω*)・・・。この執着、恐るべしです。

着るかもしれないやら、高かったからもったいないやら…。

たんすの引き出し2段にいっぱいのTシャツ( ^ω^)・・・、いや、絶対こんなに要らないでしょ。

わかっていても捨てられない。お茶休憩ばかりで全くはかどらず。

という訳で、とにかく捨てるのではなく、着ないような服は引き出しから出すという事から始めました。

結構ましになりました。でもほかにもまだまだある~。

もう、やれやれです。

何事も思い切りが大切ですね。決めたらやる。

 

というわけで(何が、…というわけなのかわかりませんが)、今日は体のバランスの話をしようと思います。

変形性股関節症をすると、あちこちの筋肉が固くなるというお話をしましたよね。それで足の指と足首回しの事もマッサージのところでお話しさせていただきました。

実はこれは、バランスよくきれいに立つためのトレーニングの一つの過程です。

勿論、バランスには骨盤も大切です。

よく聞く「骨盤を立てる(本来のニニュートラルなポジションにする)」って、どういう事?って思いませんか。

つまり、骨盤の上に背骨が乗っているので、骨盤が後ろに斜めになっていたり、前に斜めになっていると、頭を上手く支えることができません。

そのため、骨盤が後ろに倒れると背骨を丸くカーブさせて頭が前にくるようにし、バランスを取り猫背姿勢になります。

又、前に傾くと腰が反るので胸を突き出してバランスをとります。

そのまま歩くと体は無理にバランスをとろうとして、姿勢が崩れるということになります。

要するに姿勢が悪くなるのです。

腰の周りの筋肉も関係してくるので、腰のお話は後日にして、今日は足の裏の話です。

足の裏って体重を一手に支えているのでとても大切なところですが、結構軽視されがちです。

変形性股関節症の方は、痛い方の股関節をかばって歩くので跛行(片足で体重が支えられなくて足を引きずって歩く)になっていることが多く、その為足の裏をうまく使えていません。

ます、あなたにお伺いします。

ご自分の足を見てください。指が開いていますか。内側に寄っていませんか。

片足で立てますか。

片足で立てないと、うまく歩けないのです。

もし仮に立てたとして、足の指をギュッと縮めてバランスをとっていませんか。

私もそうでした。片足で立てなくはないですがすぐフラフラとしてすぐバランスを崩していました。

この原因わかりますか。

ちゃんとバランスをとって立てていないからです。

そんな事はわかってるって。そうですよね。どうしてバランスがとれないのかですよね。

近頃テレビでもよく報道されていますが、足の裏には 姿勢を安定させるための三点があります。

その三点とは。拇指球(親指の根もと)、小指球(小指の根もと)、踵(かかと)です。

この3点で立っていないからです。

小指の方に重心が乗っていませんか。どちらかと言えば、踵と親指の根もと(母指球)寄りに重心を乗せてください。

最初はなかなかできません。足の指も外反母趾だったり、内反小̪跡だったりで指が内側に曲がっている事も多いですしね。

それに指が固い、足の裏が固いというのもあります。

是非、足の指のマッサージと、同時に足の指のぐっぱーをやってみてください。

ギューと握ってパーと開くですが、

やってるつもりでも、最初はうまく握れてないし、開けてません。

小指、握れてますか、私は一生懸命握っても小指が曲がりませんでした。

これ、歩く時や立つ時に小指 の小指球(小指の根もと) をうまく使えていないからだと思います。

そこで小指を握るのに意識を集中してみると、足の甲の外側とアキレス腱の辺りもつるような痛みがあります。

なるほど、そこが固いのか…と、またその部分をマッサージしてみました。すると少し曲げやすくなりました。

これの繰り返しで、少しは曲がるようになりました。

又、足の裏の筋肉を伸ばすために、私が良くするのは、

膝をついて、足の指を曲げて体を支え、足のかかとにお尻を載せてすわってみる事です。

足の指も伸びますし、足の裏(特に土踏まずあたりの筋肉)が良く伸びます。

最初は固くて痛くてできませんでした。でも、足の裏は結構すぐに伸びますよ。

足の裏が伸びると、歩く時の蹴りだしが楽になります。

歩く時は踵で着地し、小指の根もと、親指の根もとと体重移動し、親指の根もとで蹴りだします。

これも片足に体重が乗らないとなかなかできませんが、そのためには「片足立ちのながらトレーニング」がおすすめです。

いつするのかって…?、

それは「歯磨きの時」です。歯磨きの時、弱い(立ちにくい)方の足で片足立ちして歯みがきします。

これ、ベリーダンスの先生が教えてくれたのですが、だまされたと思ってやってみてください。結構効きます。

意識も大切です。

「歩く時は、足の裏の3点を意識して歩く」です。

一日や二日で歩き方の癖は直りませんが、癖ですので必ず直せます。歩き方は、後日もう少し詳しくお話します。

それより、「やっぱり、私はできない」って思って諦めない事です。

諦めたら全て、どんな事でも、そこでおしまいです。

でも、諦めなければ必ず効果があります。未来があります。

諦めそうになった時、「自分がどんな風になりたいのか」を思い起こしてください。

私の場合は、「普通に歩きたい、」でした。

でも、それが今、普通に歩く事だけでなく、きれいに歩けて、孫と遊びまわることは勿論、ヨガもベリーダンスもできるようになっています。

死に物狂いでトレーニングをしたわけでもありません。

敢えて言うなら、「普通に歩きたい」という自分の意志を持ち続けた事と、そのために何かをしながらの「ながらトレーニング」をしていたからです。

ダンスがしたい、旅行がしたい、きれいに歩きたい、孫と遊びまわりたい等々、諦めなければそれは必ず叶います。

あなたも、必ずできますよ。

 

では、次回は体のバランスで、姿勢にとって大切な「骨盤」の話をもう少し詳しくしたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

では、おやすみなさい。