「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第十話 体のバランス 腰の話

今日は風が強くて、GW最後というのに花粉が多く飛んでいたのでくしゃみの連続でした。。 

マスクの下はくしゃみで水鼻が出っぱなし、マスクにサングラスの重装備でも外出すればひどい目にあいそう。

こんな日は家でおとなしく掃除でもしておこう…と思っていましたが、

GW最後の日という事で、孫に付き合って万博記念公園とEXPO CITYの中のNIFLELという水族館に行くことになりました。

うちの家からは車で10分くらいです。

気持ちのいい気候なので、窓は開けていこうと思ったのですが、うーん…なんか心に引っかかるところがあり、やっぱり閉めていこうと戸締りをして出かけました。

混雑は思ったほどではなく、万博公園は心地よい風(花粉もいっぱい飛んでましたが)で今の季節が一番気持ちいいなあと思いながら、鼻水はぐずぐずのまま今度はNIFLELへ。

そこも楽しく見学して、ふと外を見ると「え!?」と固まってしまいました。

外は、土砂降りの雨と雷です。

天気予報見てなかった。思わず、窓閉めてきてよかった「私はついてる」と思った瞬間でした。

私は普段から、どんな時でも「私はついてる」と思うようにしています。

約束の時間にぎりぎりで、これに乗らないと遅れるというバスに乗り遅れても、「私はついてる」です。

そうすると不思議なのですが、すぐ次のバスが来て約束の時間に間にあったりして、事は好転していきます。

あなたもやってみてください。

悲しくても、くやしくても、がっかりしても、「私はついてる」です。

きっと、あなたの時間も好転すると思いますよ。

 

こんばんわ、玉城 領子です。

さて今日は、変形性股関節症の痛みで股関節をかばって歩き続けたために、体のバランスがくずれてしまったあなたに、

体のバランスと腰の関係をお話します。

腰については、あちこちのサイトでいろんな情報がありますが、私は変形性股関節症に特化した腰の話をします。

まず、骨盤ってご存知ですよね。

簡単に言えば、腰の辺りの大きな骨です。

でも、骨盤がどうなっているのかを考えた事って、あまりないのではありませんか。

私も、「腰の辺りの骨」程度の知識しかありませんでした。

でも、骨盤がどのようになっているのかを理解しておくと、変形性股関節症のいろいろな状態が、なるほどと分かりやすくなるので、少し我慢して聞いてください。

骨盤は一つの骨ではなく下記(8個)の骨がつながってできています。

骨盤
1. 仙骨 2. 腸骨 3. 坐骨 4. 恥骨 5. 恥骨結合 6. 寛骨臼 7. 閉鎖孔 8. 尾骨 赤線は骨盤縁(分界線)      参考:Wikipedia 骨盤

骨盤は、1番の仙骨で背骨とつながり、骨盤の側面、6番の寛骨臼を通じて足の骨(大腿骨)ともつながっています。ここが股関節ですね。

つながっているということは、骨盤が動けば背骨も動くし、背骨が動けば骨盤も動くということです。

よって骨盤が左右に傾いたり、骨盤がに前後に倒れたりすると体のバランスが崩れるのです。

なぜ歪むのかは、その人それぞれの生活習慣によりますが、

変形性股関節症の場合は、脚の長さの左右差があって骨盤が左右どちらかに傾いたり、股関節の痛みをかばって上体をゆすって無理な姿勢で歩くため、本来歩くのに使うべき筋肉がうまく使えず、そんなに使わなくてよい筋肉に力を入れて体を支えているのでその姿勢を維持するために、骨盤が前後に傾いていたりするのです。

しかし、これは骨だけでなく骨盤を取り巻く筋肉も関係します。

骨盤は、下半身の動きのすべてにかかわっているものです。そのさまざまな動きをコントロールしているのは、骨ではなくまわりを取り囲む筋肉群です。これらの筋肉がスムーズに働いていれば、骨盤まわりはいつも健全です。

では、どんな筋肉があるのか。参考までに
広島国際大学総合リハビリテーション学部教授 浦田さんのサイトから骨盤周りの筋肉図を引用させていただきます。

骨盤まわり 前面
骨盤まわり 後面

骨盤の後ろ側、つまりお尻には殿筋のほか、股関節の動きを司る小さな筋肉が深い場所に多数重なり合っています。

以上
参考:からだ元気♡ 骨盤周りのしくみ https://ourage.jp/column/karada_genki/125577/

 

変形性股関節症の場合、その歩き方によりいろいろな所の筋肉が硬くなります。私はここにある筋肉全てが固かったのですが、跛行で体のバランスをとって歩いていたので、腸腰筋と中殿筋が特に固かったです。

筋肉が固い状態で、筋トレを続けると、結果的に症状が悪化します

よく、「スポーツをしていて、腰を痛めた。」という方がおられますね、それがこのパターンです。

硬い筋肉に負荷をかければ切れてしまうか、もしくはもっと緊張して短く縮みます。

縮むと血流が悪くなります。

又、骨盤が正しい位置にないと、筋肉が正しくつきません。

筋肉が正しくつかないと、血流が悪くなり代謝が下がります。

悪循環ですね。

この機会に、ご自分の体が今どうなっているのか、是非見直してみてください。

変形性股関節症で筋トレも大切ですが、まず筋肉をほぐしていただくことはとても大切だと私は思います。

 

体のバランスで腰の話をすればきりがないので、今日はこのあたりにします。

ご質問等あれば、遠慮なくコメントしてくださいね。

では、ここまで読んでいただきありがとうございました。

おやすみなさい。