「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第三十九話 足の裏の指の話

夕方から雨が降って、半端なく蒸し暑くなりましたね。

不快指数MAXです。

こんばんわ、玉城 領子です。

こんなに蒸し暑いと外に出るだけで、ジト~と汗が出てきて

とても歩こうなんて気になりませんよね。

そこで、運動不足を解消するために、私がやろうとしているのは

なんと以前流行ったWii Fitです。

息子に言って、テレビと接続してもらおうと思っています。

面倒くさがりの私ですが、

なんとか快適な環境で運動することを考えています。

 

ところで、今日テレビで、足の裏が姿勢を保つのにも、

健康の為にもとても大切だという話をしていました。

 

それによると現代人の足が病んでいる一番の原因は、歩く時に足の指を使えなくなっているからのようです。

桜美林大学の阿久根教授によると、

足の指は「健康の源」と言ってもよいのに、

女性の80%、男性の60%は足指を使わずに歩いているといわれ ているようです。

なぜこの足の裏全体を使って歩く事が、健康の為によいのかというと、

足裏の筋肉がふくらはぎ、太もも、腰、背中(体幹)の筋肉と

全部つながっているからです。

全ての筋肉の大元が足の裏の指になるので、足の指を使って正しく歩くという事が大切になるようです。

 

では、どのように歩くかというと、以前のお話しましたが

① つま先を上げながら、踵の少し外側から地面を踏みます。

② 足の裏で踵から小指の付け根へと体重を移動させます。

③ 小指の付け根から親指の付け根に体重を移動し

④ 親指と人差し指、さらに中指の3本の指で地面をつかむようにしながら、後ろへ蹴って歩行します。

この足の裏の一連の動きが、アオリイカが泳いでいるときの「アオリ」とそっくりであることから

人の歩行を「あおり歩行」と呼ぶようになったようです。

普段、意識せずにこの歩行が出来ていれば、あなたはとても健康でいられると思いますが

なかなか、この通りに歩けている人は少ない状態です。(女性は80%が出来ていないようです)

特に変形性股関節症の方は、跛行で足を引きずっていることが多いので、

全くできていません。

これでは、体中の筋肉が硬くなってしまうのも無理ありませんね。

 

私は、この歩き方を意識してやっていたら、外反母趾と内反小趾がかなり改善しました。

それにね、なにより綺麗に歩けますよ。

以前、姿勢を保つのに足の裏の重要性の話をしたことがあったと思いますが、

やはり足の裏は、健康維持には大きな意味を持つようです。

 

家庭でできる足の指のトレーニングは、いくつかありますが、

まず、足の指でグー、チョキ、パーで足の指の筋肉をほぐします。(これは私は湯船でマッサージの時にやっています。)

タオルを床に置いて足の指だけで手繰り寄せる。

つま先立ちも足の指の筋力強化になりますよ。

 

ちなみに、歩き始めの赤ちゃんがどんな歩き方をしているかご存知ですよね。

ようやく歩き始めたころには、足の裏全体を地面につけて歩いています。

足裏全体を地面につけているので、俗にいう「偏平足」の状態になり、バランスがとりづらくなります。

歩き始めの赤ちゃんは、まだあおり歩行ができていないのでとても不安定なのです。

徐々に(人によりますが5歳位までと言われています)、踵とつま先の間の体重移動が激しく行われていくので、土踏まずができて

安定した歩行ができるようになるようです。

 

変形性股関節症だけでなく、偏平足でお悩みのあなた、外反母趾や内反小趾でお悩みのあなたも、歩き方に気を付けてみて下さい。

きっと改善しますよ。

それで体中の筋肉の状態が改善したなら、いう事ないですね。

勿論、一足飛びにという事はありませんが、

続けるときっと効果はでてきます。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

明日は湿気が少ないといいですね。

おやすみなさい。