「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第三十八話 初盆のお手伝い

こんにちわ 玉城 領子です。

台風も過ぎぎましたが、又暑さが戻りましたね。

世間一般はお盆休みでしたが、あなたはいかがお過ごしでしたか。

私は、5月に実家の母親が他界したので、今年は初盆でした。

田舎の風習に従っての初盆で、亡くなる時期にもよりますが、

四十九日を過ぎて、はじめてのお盆に戻ってくる母親の為に

ご先祖様とは別に、きれいに飾り付けられた棚を用意します。

それは、近年はかなり簡素化れたものの、

飾り付けの棚を持ってきた葬儀屋さんが、「ここまで丁寧にされるようなところ(場所)は見たことがない」と言われるくらい、

丁寧に飾り付けられて、とてもきれいです。

私は結婚するまで実家にいたので、おじいちゃんやおばあちゃんで体験しているけれど

ご近所でない方は、この棚祭りの飾りつけはかなり驚かれます。

でも地方によっては、もっと派手できれいな飾りつけをされるところもあるのではないでしょうか、

 

私の実家のある地区では、初盆を迎える方の飾りつけを「棚祭り」。

お参りを、「棚参り」と呼んでいます。

私も、ご近所の初盆のお宅に、棚参りにお伺いしたのですが、

やはり同じように、綺麗に飾り付けをされていました。

13日に飾り付けをして、14日に棚参りをして、

15日の夜に、初盆の飾りつけをすべて燃やす「送り火」をするのですが、

燃える炎と、空まで届かんばかりに上っていく煙を見ていると

これでホントに母親が逝ってしまうのかと、感慨い深いものがあります。

今年は台風10号の大雨で、翌日の16日になりましたが、

煙に乗って帰る母親に、「今まで大事に育ててくれて、幾つになってもいつも心配してくれてありがとう」

という思いで、心がいっぱいになりました。

 

13日に飾りつけをして、ご先祖をお迎えしてからお送りするまでの三日間、

滞在されるご先祖様と一緒に帰ってきた母親と過ごすことになるのですが、

とてもおごそかで、感慨深いものがあります…

と言いたいところなのですが、いや~疲れました(*´σー`)。

実際は、仏様のお世話と、棚参りに来ていただくご近所の方の接待もろもろで、

息つく暇もない3日間でした。

来ていただいた方々も多くて、これだけの方とお付き合いをしていたのだなと

田舎ながらの事だとは思いますが、交友関係の広さに改めて驚いた次第です。

 

又、今回も何かと歩き回ることも多く

立ったり座ったり、モノを持ち上げたり、子供を抱っこしたりと、

変形性股関節症を治しておいてよかったと、これまた改めて思った3日間でした。

痛いままだと、きっと初盆のお手伝いはできなかったとおもいます。

そう考えると、ホントに手術をして痛みをとっておいてよかったと思います。

 

普段マンション暮らしで、ここ2カ月間は特に熱中症を心配して

必要最小限しか外に出なかったのですが、

田舎の家は結構広いので、歩き回る距離が長くて、

なかなか運動になりました。

 

加えて、日頃なかなか会えない親戚一同が集まるので、

私達だけではなく、子供も孫たちも

別な意味では、楽しいひと時を過ごすことができたのではないかと思います。

これも、母親やご先祖様のおかげですね。

実家の風習に従っただけなのですが、

今は、とてもすがすがしい気持ちになっています。

「誰が見ていなくても、天がみています」と私の家の日めくりカレダーにありました。

忙しい毎日の中で、つい流されそうになりますが、

やっていることは必ず誰かが見ていてくれて、

それは、自分に戻ってくるという事なのだそうです。

たまにはお墓参りをして、ご先祖様に近況を報告し

見守りってくださることを感謝するのも、とてもいいことだと思います。

昔からよく、「お墓参りをすれば良いことがある」と教えられていました。

心のゆとり…とでもいうのでしょうか。

お墓参りでなくても、里帰りでも旅行でも、

日常から少し離れて、気落ちをリフレッシュすることは

それまでの疲れを取るとても良い方法だと思います。

夏休みがまだこれからというあなたも、きっともう計画はおありでしょうね。

でも、もしこれから計画を立てるのなら、暑いからと家の中にばかりいないで、

(私もですので家にいたくなる気持ちは、とてもよ~くわかりますが)、

ちょっとどこかに出かてみませんか。

きっと、心がリフレッシュされますよ。

 

では今日はこの辺りで失礼します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

明日も暑そうですが、なんと予定が2件もあります。

自分にファイトです。

ではでは、おやすみなさい。