こんばんは、玉城 領子です。
ある方から、
私のブログはもりだくさんすぎると
ご指摘を頂きました。
すみません。
読みにくいですよね。
1回のブログでは、
話したいことに必要な事のみ
お伝えするようにします。
では、今日は、
「姿勢維持に筋肉を使わないようにするには、
どうしたらいいのか」でしたね。
又、「姿勢が崩れる理由は何か」、
それもお話ししますね。
では、一つ目の姿勢維持に筋肉を使わない方法ですが、
「肩胛骨」、「股関節」、「背骨」の柔軟性が大切です。
どこの骨かわからないというあなたは、下図を参考にして下さい。
参考:https://www.qlife.jp/dictionary/anatomy/i_3/ictionary
このことは、変形性股関節症のあなたには、
何度もお話ししている内容ですね。
肩胛骨、股関節、背骨の柔軟性を保つ、
確かにその通りです。
でもどうして、関節なの・・?と
思いませんか。
それは、関節の周りの筋肉に関係があります。
関節の周りの筋肉が硬くなると、関節の動きも悪くなります。
動きが悪くなると、その筋肉本来の役割が果たせなくて、
代わりにか、補助的にか、
使う必要のない筋肉を使う事になります。
では、関節を柔軟にするには、どうしたらいいのでしょうか。
それは、関節周りの筋肉を緩めることです。
やっぱり筋肉なんです。
姿勢をよくするためには、
まず、肩胛骨、背骨、股関節の柔軟性=関節の稼働域を広めることになります。
なので、ストレッチかマッサージがいいですね。
やり方はいろいろです。
私は、「お風呂でのマッサージ+ヨガ」がお勧めです。
ヨガは、呼吸で内面の筋肉を緩めることができるんですよ。
「体が硬くなると姿勢も悪くなる」といいますが、
それは、
「関節周りの筋肉が硬くなり、硬い方に関節が引っ張られて姿勢が崩れる」
ということなのです。
でも、関節や骨盤の骨が、歪んでいる場合や、変形しているような場合は、
先ずはそれを治して、その後で関節を柔軟にしましょう。
そのままでは、骨自体に痛みがでたりして思うようにできません。
変形性股関節症は、股関節が変形しています。
痛みを堪えて歩いていると、より体が歪みます。
治療は早めにしたほうが良いと、私は思います。
又、先ほど少し話しましたが、
体がゆがむという観点から言うと、
人間の骨格は、筋肉の強い方(硬いほう)に引っ張られます。
ひっぱられて歪むのです。
関節に変形とかの問題がないのなら、
硬い筋肉をほぐせば良いのです。
又、姿勢が悪くなる原因に、
骨盤の歪みもあります。
硬くなった筋肉が原因で、
硬くなった方に、骨盤が引っ張られて歪んでいることも多いのです。
骨盤が歪むと姿勢もくずれますが、
日本人は一般的に、骨盤が前傾(反り腰)の人が多いそうです。
(後傾や、骨盤の高さが左右非対称という方もいます。)
骨盤のゆがみが、
姿勢を悪くしていることに間違いはありません。
例えば猫背の方、
骨盤は後傾して背中が丸まり、肩は前に出ています。
「猫背は骨盤が後傾するために背骨が歪んでいる」状態です。
これにより、お腹の筋肉(大胸筋)や
骨盤を支える腰の横の筋肉(腹横筋)が弱くなります。
骨盤が背骨を支えられなくなり、背骨が歪むのです。
背中の中で、肩胛骨の役割は大きく、
肩甲骨を正しい位置に戻す働きをするのは、
肩甲骨と背骨をつなぐ「菱形筋」です。
この筋肉がしっかり働かないと肩甲骨が左右に開き、
僧帽筋が伸びて筋肉の緊張を起こします。
いわゆる「首が前に出る状態の猫背」です。
筋肉の名前は、下記の表を参考にして下さい。
参考:全身の筋肉のしくみ
首が前に出る、「巻き込み肩」も、
胸の筋肉が凝り固まって縮こまり、肩が内側に巻いてしまう状態です。
胸から肩への筋肉(大胸筋)が硬くなり、肩が前に引っ張られている状態です。
猫背になると、体幹がうまく使えなくなったり、
ほかの筋肉の負担が大きくなるため、疲れやすくなることもあります。
各々の筋肉には働きがあり、
その決まった働きをしているうちは、不調は現れないのです。
姿勢維持に、「筋肉を正しく使う」のはとても大切です。
普段はあまり意識していませんが、
気にしてみると、
なるほどここの筋肉を使って動いているのか、と再認識しますよ。
次回は筋肉の凝りの取り方です。
凝っている部位別に、お話ししますね。
では、今日はこの辺で失礼します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おやすみなさい。