「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第177話 姿勢維持の方法

こんばんは、玉城 領子です。

 

ある方から、

私のブログはもりだくさんすぎると

ご指摘を頂きました。

 

すみません。

読みにくいですよね。

 

1回のブログでは、

話したいことに必要な事のみ

お伝えするようにします。

 

では、今日は、

「姿勢維持に筋肉を使わないようにするには、

どうしたらいいのか」でしたね。

又、「姿勢が崩れる理由は何か」、

それもお話ししますね。

 

では、一つ目の姿勢維持に筋肉を使わない方法ですが、

「肩胛骨」、「股関節」、「背骨」の柔軟性が大切です。

どこの骨かわからないというあなたは、下図を参考にして下さい。

参考:https://www.qlife.jp/dictionary/anatomy/i_3/ictionary

 

このことは、変形性股関節症のあなたには、

何度もお話ししている内容ですね。

 

肩胛骨、股関節、背骨の柔軟性を保つ、

確かにその通りです。

 

でもどうして、関節なの・・?と

思いませんか。

 

それは、関節の周りの筋肉に関係があります。

 

関節の周りの筋肉が硬くなると、関節の動きも悪くなります。

動きが悪くなると、その筋肉本来の役割が果たせなくて、

代わりにか、補助的にか、

使う必要のない筋肉を使う事になります。

 

 

では、関節を柔軟にするには、どうしたらいいのでしょうか。

 

それは、関節周りの筋肉を緩めることです。

やっぱり筋肉なんです。

 

姿勢をよくするためには、

まず、肩胛骨、背骨、股関節の柔軟性=関節の稼働域を広めることになります。

 

なので、ストレッチかマッサージがいいですね。

やり方はいろいろです。

私は、「お風呂でのマッサージ+ヨガ」がお勧めです。

ヨガは、呼吸で内面の筋肉を緩めることができるんですよ。

 

「体が硬くなると姿勢も悪くなる」といいますが、

それは、

「関節周りの筋肉が硬くなり、硬い方に関節が引っ張られて姿勢が崩れる」

ということなのです。

 

でも、関節や骨盤の骨が、歪んでいる場合や、変形しているような場合は、

先ずはそれを治して、その後で関節を柔軟にしましょう。

そのままでは、骨自体に痛みがでたりして思うようにできません。

 

変形性股関節症は、股関節が変形しています。

痛みを堪えて歩いていると、より体が歪みます。

治療は早めにしたほうが良いと、私は思います。

 

又、先ほど少し話しましたが、

体がゆがむという観点から言うと、

人間の骨格は、筋肉の強い方(硬いほう)に引っ張られます。

ひっぱられて歪むのです。

関節に変形とかの問題がないのなら、

硬い筋肉をほぐせば良いのです。

 

 

又、姿勢が悪くなる原因に、

骨盤の歪みもあります。

 

硬くなった筋肉が原因で、

硬くなった方に、骨盤が引っ張られて歪んでいることも多いのです。

 

骨盤が歪むと姿勢もくずれますが、

日本人は一般的に、骨盤が前傾(反り腰)の人が多いそうです。

(後傾や、骨盤の高さが左右非対称という方もいます。)

 

骨盤のゆがみが、

姿勢を悪くしていることに間違いはありません。

 

例えば猫背の方、

骨盤は後傾して背中が丸まり、肩は前に出ています。

「猫背は骨盤が後傾するために背骨が歪んでいる」状態です。

これにより、お腹の筋肉(大胸筋)や

骨盤を支える腰の横の筋肉(腹横筋)が弱くなります。

骨盤が背骨を支えられなくなり、背骨が歪むのです。

 

背中の中で、肩胛骨の役割は大きく、

肩甲骨を正しい位置に戻す働きをするのは、

肩甲骨と背骨をつなぐ「菱形筋」です。

この筋肉がしっかり働かないと肩甲骨が左右に開き、

僧帽筋が伸びて筋肉の緊張を起こします。

いわゆる「首が前に出る状態の猫背」です。

 

筋肉の名前は、下記の表を参考にして下さい。

 

図解-前方から見た全身の筋肉の構造

図解-後方から見た筋肉

参考:全身の筋肉のしくみ

 

首が前に出る、「巻き込み肩」も、

胸の筋肉が凝り固まって縮こまり、肩が内側に巻いてしまう状態です。

 

胸から肩への筋肉(大胸筋)が硬くなり、肩が前に引っ張られている状態です。

 

猫背になると、体幹がうまく使えなくなったり、

ほかの筋肉の負担が大きくなるため、疲れやすくなることもあります。

 

各々の筋肉には働きがあり、

その決まった働きをしているうちは、不調は現れないのです。

 

姿勢維持に、「筋肉を正しく使う」のはとても大切です。

普段はあまり意識していませんが、

気にしてみると、

なるほどここの筋肉を使って動いているのか、と再認識しますよ。

 

次回は筋肉の凝りの取り方です。

凝っている部位別に、お話ししますね。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

おやすみなさい。