「変形性股関節症を手術で克服して、楽しく豊かな人世を送る方法」第165話 末期の痛み

 

こんにちは! 玉城 領子です。

 

今日も暑いようですが、その中で楽しみを見つけようと思います。

とりあえず、今日は買い物に行くことにします。

大型のスーパーに行くと、

食料品だけではなく、あっちもこっちも見たくなり

結構歩きますよね。

 

普通に歩けるって、こんなにうれしいことはありません。

歩けることで楽しみは倍増します。

 

でもこんな私も、変形性股関節症末期の時もあったのです。

歩くのはもちろん、立っていても寝ていても痛い…。

どれくらいその時期を我慢していたのでしょうか。

4年か5年か‥‥、

今でははっきりとは覚えていませんが、もっとだったようにも思います。

今思えば、歩く仕事だったこともあり、

歩くのには使わないような、いたるところの筋肉を使って

必死にバランスをとって歩いていました。

歩く姿は、ご存じのとおり跛行です。

痛くて痛くて…、辛かったですね。

子供が成人するまで…と必死でした。

 

あの時の辛さを考えれば何でもできるように思います。

それほど、変形性股関節症末期の痛みは強烈なのです。

 

私がその痛みとさよならできたのは、人工関節の手術をしたからです。

それも両股関節‥‥。

手術に関してあまり知識もなく、痛みがなくなるならと、

エイやッという感じでしたが、

今は手術をしたことに、その決断をした自分に、

とても感謝しています。

 

あなたも、思い悩むことは多いと思いますが、一日も早くその痛みと

サヨナラしてほしいです。

 

ここで、少しやっかいなのが、変形性股関節症末期といっても、

人により症状が違う事です。

私は、元々逆子で股関節脱臼していたのを

子供のころに治したのはずなのですが、

気が付いたときには変形が進んでいました。

 

若いころは、ちょっと開脚がしにくい…という程度でしたが、

40歳を過ぎるころから、なんかお尻の奥が、痛いな…。となり、

それが激痛に変化して、整形外科以外にもいろんな整骨院に通いました。

なんとかなるかも…と、いろいろやりましたが、

進行は止められず、いつのまにか末期に進行していて、

50歳で手術となりました。

 

わたしの結論では、

末期になれば、手術以外では痛みは取れないと思います。

変形性股関節症は進行性の骨の病気なのです。

歯の治療と一緒で、その時の状態を維持する事は出来ても、

自然治癒することはありません。

悲しいですが、そのことは覚えておいてください。

 

あなたの状況は、あなたにしかわかりませんので、

あなたがどうしたいのかを、主治医の先生とよく相談してください。

痛みをとるには手術しかないとは思いますが、

人それぞれ症状が違うし、

末期でなければ、運動療法でも進行は食い止められるかもしれません。

 

それに、手術に対するそれぞれの思いもありますよね。

 

ただ、手術をした人の話(私の話もですが)は、

参考程度に聞いておいてください。

なぜなら、かなり本人の気持ち(感想)が入っているからです。

悪い話は、手術のせいではなく、

本人の感想であることも多いです。

 

手術したのに痛い…、これは人によって感じ方は違います、

手術してすぐ痛みがなくなると思っていた人は、「まだ痛い」というでしょうし、

術後の痛みはあっても、手術前とは明らかに痛みが減ってると思う人は

「凄く楽になった」と言います。

感じ方、又は表現の仕方の違いですよね。

 

なので、あまり気にしない方がいいです。

 

手術では、人工関節の場合、

股関節は人工関節に変わっています。

脚の左右差をなくす為に筋を伸ばしたりもするので、

痛みは、周りの筋肉の問題かもしれないです。

 

私の主治医は、

「同じ術後の結果でも、人により感じ方が違いますから」とおっしゃってました。

 

「手術したら痛みが消えた‥‥。」

これは、私です。

傷口の痛みはもちろんありましたが、それは日にち薬で、

股関節の痛いような違和感は、

脚の長さの左右差をなくすために、短い方の脚を少し伸ばした筋肉の痛みのようで

リハビリをしていると、いつの間にか消えていました。

 

それにあなたは、「手術するという不安」が勝って、

手術しない理由を、無意識にさがしているのではないでしょうか。

 

気持ちはよくわかります。

私も最初は、手術なんて考えてなかったですからね。

これは、「先生、手術してあげてください」

と、押し切ってくれた妹のおかげです。

 

なかなか踏み切れないあなたには、私が肩を押しします。

今の状況を続けても、痛みは消えません。

痛みがとれるのなら、手術をしてみませんか。

人世はまだまだこれからで、いくらでも輝ける機会があるのです。

 

今となっては思い出ですが、

手術前の説明では、付き添っていた私の母親は青ざめていました。

病院側も患者と、もめたくないので、

「私は死ぬんですか・・・」と思うくらいリスクの説明をします。

母親なら、こんな説明聞いたら心配しますよね。

 

病院がここまで言うのは、聞いてないと言われるのが怖いからですが、

その説明を、私は聞き流していました。

でも、そのリスクもほんの数パーセントの場合が多いです。

あなたも、股関節以外に疾患がなければ、

あまり気にすることないよ…という事だと思います。

 

ただ、私は医者ではないので、

心配なあなたは、主治医の先生と納得するまで話してくださいね。

 

私は手術した後の、「痛みの軽減」が半端なくて、

「ワオ、これはすごい」と思って、治る希望の方が大きく、

痛みはあまり気になりませんでした。

なかったわけではないのです、気にならなかったのです。

主治医の先生も、

「痛みは徐々になくなっていくと思います」っておっしゃってましたからね。

 

 

ところであなたは、こんな言葉をご存知ですか。

「今の自分は、過去の自分が望んだ姿…」、

 

未来の自分の為に、今何をするかは「あなた次第」です。

人世に、やり直しはききません。一度だけです。

 

一緒に頑張りませんか。

 

さてさて、買い物に行ってきます。

外は記録的な暑さ…夏本番です。

今年の夏は一度しかありません、満喫しましょう。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

楽しむとはいえ、熱中症には気をつけましょうね。

 

ではまた。