「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第五話 ビリーズブートキャンプと歩き方の癖の話

こんばんわ、玉城 領子です。

今日はお天気が良くて、暖かかったですね。

こんな日でも、股関節の痛みは相変わらずですか。それとも、少しはましでしょうか。

私は手術してから、足を少し伸ばしたせいか筋肉通ような痛みがあったのですが、それも日にち薬で徐々になくなり、痛みのない生活ってこんなに快適なんだと思っていたのですが・・・。

む・・・! なんかうまく歩けてない。

健康な人と比べると、まだ跛行みたく歩いてることにどうしてかと思う毎日でした。

そこで、健康な人の歩き方をじっくり観察してみると、健康な人でもいろんな歩き方の人がいることに気付きました。

そうなんです。歩き方って人それぞれの癖があるのです。

きれいに歩ている人もいれば、足を引きずるように歩いている人もいる。

そこで、きれいに歩いている人の歩き方を真似してみるのですが、なんかうまく歩けない。

そんな毎日の中であることに気付きます。

歩くのって、片足に体重が乗らないとうまく歩けないのですが、どうも私は片足に体重がうまく乗らない・・・。

なせなの・・・?

答えはすぐわかりました。方足で体重を支えられる筋肉がないのです。

変形性股関節症の人は、股関節が痛いので自然と股関節をかばって歩いています。上半身を揺らしながら、股関節をかばって足を振り出す、いわゆる跛行という歩き方です。

長年その歩き方をしていると、その歩き方が癖になっています。

手術をして股関節は治っていて痛みもないのに、癖だけが残っているのです。

その癖を直すために、私は足の筋肉をつけないといけないと気が付きました。

では、何で筋肉を鍛えようかと思っていた時、テレビで見たのが米軍の兵士の筋肉トレーニングをしていたというビリーさんが考案した、筋肉エクササイズのビリーズブートキャンプです。

これ結構流行ったので、あなたもご存知ではないでしょうか。

まともにやると結構ハードです。

しかしやってみたいと思った私は、定期健診の時主治医の先生に相談し、OKをもらったのでやってみることにしました。

勿論、最初は健康な方がやるようにはできません。動きをゆっくりと真似ているだけです。

股関節が痛くて、運動なんて何もしていなかった私ですので最初は、途中でギブアップ。

なんとか一時間こなせるようになっても、終わるとゼーゼー言う感じです。

ところがその真似事を一週間続けてみたら、これまたびっくりするぐらい歩くのが楽になっていたのです。

恐るべしビリーズブートキャンプです。すごく筋肉が付きます。

うれしくなった私は、毎日トレーニングに励み、2カ月目位から、みんなと同じくらいにできるようになりました。

そうすると、片足にも体重が乗るようになり跛行が改善されていきました。

こんなうれしいことはありません。

それから8カ月、抜ける日もありましたが結構まじめにビリーズブートキャンプに取り組みました。

一人ではめげそうになるので、ダイエットをしていた娘を巻き込み二人で続けました。

そのおかげで、歩くのはすごく楽になりました。

健康な人ってこんなに楽に歩いていたのね、という感じです。

後は、歩き方の癖を直すだけですが、これはビリーズブートキャンプ実践中から、膝の曲げ方、足の送り方、着地の仕方とかなり研究して、普通に歩けるようになりました。

健康な方でも歩き方にはかなり癖があります。靴底の減り方でもわかりますよね。

でも癖ですから、本人が直そうと思えば直るのです。

それを実感した8カ月でした。

 

あら、もう夜中の1時です。お風呂に入らないといけません。

お風呂と言えば、私が考えたマッサージがあります。

変形股関節症の方は、股関節をかばって歩いているのであちこちの筋肉が固くなっています。

これも歩いたり他の動作をするに、かなり弊害になっています。

次回は、きれいに歩く方法、硬くなった筋肉のほぐし方をお話しますね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。