「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第十三話 歩き方と姿勢の話

こんばんわ、玉城 領子です。

今日はうれしいことがありました。

小学一年生になったばかりの孫を送って、学校迄行った時のことです。

同じく子供を送ってきたお母さんに、「スタイルいいですね。着ておられるおお洋服も素敵です。」と言っていただいたのです。

「え、そうですか。ありがとうございます」とお礼を言いながら、

いつもウェスト周りのお肉をなんとかしなくては…と思っていた私は、ちょっとびっくりしました。

私は、決してスタイルが良いわけではありません。

背も低いし、体脂肪率は27~30%を行ったり来たり。

ベリーダンスでウエストが少しは締まったとはいえ、もともとがぼよぼよでしたので、決してほめていただけるような体形ではありません

服装も、確かにその日はちょっと細く見えるチェニックとパンツでしたが、

そんなにお褒めを頂くようなものでもなかったのです。

それで、帰り道に考えてみたのですが、

そうか、「姿勢と歩き方」だと気が付いたのです。

 

きれいに歩くためには、歩くだけでなく「歩く姿勢」もとても大切です。

その前に「きれい立つ」という動作が必要です。

私は、ベリーダンスとヨガを始めてから、先生にいつも

「肩を下ろして、みぞおちとお腹を締めて」と言われていました。

姿勢を良く見せるのに、よく「胸を張って」と言われますが、

「胸を張る」と「胸を上げる」人が多いのですが、そうではなく、「肩を下ろす=肩甲骨(けんこうこつ)を下げる」のです。

その時に「みぞおちを締めてお腹を締める」ことを意識する。

最初は、結構難しいですよ。

猫背で骨盤が後ろに倒れている私はその姿勢をとってみて「え、こんなにしんどいの」と思いました。

でも、先生の言葉を思い出しては姿勢を気にすることを繰り返していたら、何とか肩は下ろせるようになりました。

これを意識すると、バレリーナのような胸元にすることが出来ます。

とてもきれいに見えますよ。

 

肩を下ろすって、なかなかできませんよね。

肩を下ろすコツは、肩甲骨を寄せるようにするのですが、

バキバキに肩や背中の凝っていた私は、すぐには全くできませんでした。

それでも、やっているうちに、まずほぐすことからしなくては肩を下ろすことはできないのだと気づきました。

そこで毎日、お風呂場でのマッサージに加えて、肩甲骨を上げたり下ろしたり、肩をほぐすために肩をぎゅと縮めてから、上げたり下ろしたり、腕を前後に回したりを毎日各10回程度やっていました。

ヨガの効果も多分にあったと思いますが、1カ月位したらやっと胸を張るのではなく、肩が下りるようになりました。

次にみぞおちとお腹を締めるですが、みぞおちは自分でみぞおちの辺りに手を持っていき、引っ込めてみてください。

これはできますよね。

次にお腹を締めるですが、骨盤を立ててお尻の穴に力を入れる感じにするとうまくいきます。

何をするにも、骨盤って大切です。

骨盤を立てることを是非意識してほしいのですが、

これも、お尻の周りの筋肉を柔らかくしないとなかなかできません。

大殿筋、中殿筋と言われる部分です。

長座して、前・後ろに腰を動かすのとお風呂場でのお尻のマッサージを頑張ってください。

そのあとで、足の裏の3点(①踵、②小指の付け根、③親指の付け根)を意識して歩くです。

踵で着地し体重を前に移動するのですが、内もも意識して

小指の付け根から親指の付け根で蹴りだすです。

最初うまくできなければ、踵で着地、内もも意識で体重を親指の付け根に移動し蹴りだす(①から②)、というのでも大丈夫です。

でも慣れてきたら是非①→②→③の順に体重を移動してみてください。

その為に大切なこと、覚えていますか。

片足に体重が乗るようになるための筋トレ、

つまり片足での歯みがきでしたね。

こんなに大変なら、いいや・・・。 

なんて、諦めないでください。諦めたらそこでおしましいです。

諦めなければ、あなたも必ずできます。

諦める前にあなたの夢を、思い出してください。

必ずできますので、一緒に頑張りましょうね。

 

では、今日はここまでにします。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おやすみなさい。