「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第四十四話 筋膜リリース

こんにちわ、玉城 領子です。

今日は夕方です。

部屋の模様替えで出た不要書類のシュレッダーをしていたのですが

出るわ出るわ…、自分でも呆れてしまいました。

確かに少しは置いておかなければいけない書類もある、

それは確かです。

でも出てきたのは、何年も前のカード明細、理事会の議事録等、

給料明細も、「何十年分あるの…」といった調子で

残しておいても後で困るものばかり。

それでも、シュレッダーしながら、

まだ残しておこうとその書類に未練のある自分に、

正直びっくりしてます。

自分の事ながら、なんと物への執着心が強い事か。

気に入ったら、あまり深く考えず

服でもなんでもですが、思いつきで買っていたら

気が付けば家には用品がいっぱい…。

この状態でも出てくる、「もったいない精神」

いったい何なんでしょうね。

自分ながら、情けないです。

 

物は人間より長生きです。

壊れていたり、破れていたら、すぐ捨てられますが

ほとんどのものが、まだ使えます。

どこかで、踏ん切りをつけないと、

テレビで見て、えーっと思っているゴミ屋敷と同じになってしまいます。

いえ、もちろん、

あくまでも、わたしの話です。

 

という事で、お待たせいたしました。

今日は「筋膜リリース」についてです。

骨から筋膜を引きはがすようにすることで、体の活性化を促す ことができるようです。

 

気が付かれたと思いますが、

「筋肉」ではなく、「筋膜」です。

例えば、鶏肉の表面を覆う皮をめくると、

肉と皮の間に薄い膜があります。

これが筋膜で、ちょうど筋肉をストッキングで包んだようなイメージです。

人の場合も、筋肉は筋膜に覆われています。

筋膜とは、筋肉だけでなく、体のすべてを覆っているネット状の繊維で、

骨や筋肉、内臓、神経、血管などを覆い、

体の表層から深層まで体の隅々まで立体的に支えています。

第二の骨格とも言われている程、体を支える為に必要なもので、

体を滑らかに動かすという、重要な働きをしています。

 

筋肉の筋膜を図にすると、こんな感じです。

 

 

筋膜の解剖図イラスト

 

 

 

 

 

 

参考 http://www.triggerpoint.jp

筋膜自身はコラーゲンとエラスチンでできており、85%が水分です。

1.水分不足

2.日常的なストレス

3.同じ姿勢での長時間作業(パソコンやデスクワークなど)

無理な姿勢や同じ姿勢を長時間とり続けたり、

怪我などによって身体の一部に負担がかかり、身体がアンバランスな状態となると

筋肉の柔軟性が低下し、筋膜同士が癒着して筋肉自体の動きが悪くなります。

つまり、筋膜が自由に動けない状態になります。

筋膜のよじれができると、コラーゲン繊維とエラスチン繊維が一部により集まり、

本来はサラサラの状態なのに、粘っこくなってほどけなくなります。

 

変形性股関節症の方で、股関節の痛みを庇って歩いていると、

背中やお尻、腰と他の筋肉も痛くなりますよね。

筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉や筋繊維にまで動きの悪さが及んで、

痛みが出たり、筋力が落ちたり、柔軟性が低下したり、運動能力自体が低下したり

日常生活でも支障が出てくるのです。

 

「筋膜」のよじれやねじれを解消して、

正しい筋と筋膜の伸びと筋肉の動きを回復させるのが、筋膜リリースです。

筋膜リリースはストレッチのようにある一定の方向に伸ばすのではなく、

筋膜をさまざまな方向に解きほぐしていきます。

自分の身体の硬い部分、伸びにくい部分を感じとり、

ゆっくりと呼吸しながら行います。

首都大学東京健康福祉学部 理学療法学科教授の理学療法士・医学博士の竹井仁先生が

筋膜をほぐすと正しい姿勢になり、疲れない体をtに入れることができると言っておられます。

以下にやり方があったので参考までに共有します。

 

私もバリバリの肩凝りなので、やってみました。

背中やわき腹が伸びて暖かくなったようで、とても気持ちがよくなったのですが、

そのあとで、お風呂を洗っていて、

いつも届かないところにすーっと手がとどたのには、

正直びっくりでした。

 

では、本日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

おやすみなさい。