「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法第十八話 「手術したのに痛い」私の場合

こんにちわ、玉城 領子です。

今日は、お昼間の投稿です。

お天気は良くなりましたが暑くなってきましたね。

暑いけど、できるだけ我慢しようと思ってましたが、クーラーをつけることにしました。

おかげで部屋の中は快適です。(^^)

快適な環境は、自分で作らないといけないですね。

 

という事で、今日は「手術したのに痛い」という事について、私の場合のお話します。

その前に先日、変形性股関節症でお悩みの方のサイトを見ていて思ったことがありますので聞いてください。

そこは、変形性股関節症の痛みでお悩みの方が、お持ちの情報を持ち寄り、いろいろな状況について話し合っておられるサイトです。

このサイトは私が手術した時にはなかったと思うので、同じ環境の方と話せるなんて、うらやましい限りと思って見ていました。

そのサイトの投稿に、「手術したのに痛みが取れない、手術なんてしなければよかった。毎日後悔してます。」というのがありました。

手術をすることを悩んでいる方も多い中で、これを見たら躊躇する人もいるだろうなと思いながら見ていました。

変形性股関節症の痛みって、その方の変形の度合によってかなり違います。

その為、私の場合の話があなたの状況にどれだけて当てはまるかは、ご自身の状況と照らし合わせて、ご自身で判断していただかないといけません。

そのサイトも、ケースバイケースの症状で手術をした人が体験談を話しているので、見ている人もケースバイケースで反応する必要があります。

しかし、辛辣な痛みという共通点があるので、感情論が優先されることもあり、ともすれば自分も同じ状況になるのではと考えてしまう場合が多いのではないかと思ったことです。

投稿されていた方も、手術は成功したけど現状まだ痛みが残っている状態なので辛くて愚痴を言っているのか、それとも手術自体が失敗したからなのかは話されていません。

失敗した場合は、私たちに状況がわかるわけではなく、ましてや何か言える立場でもないし、担当医とよく話し合って今後の話をしていくことになると思います。

でも手術が成功しているのであれば、今は痛くても、いずれはその痛みもなくなるでしょうから、それまでの自分の歩き方の癖をいかに直すかだと私は思います。

戦いというのは大げさですが、自分との闘いですね。

ただ、言えるのは、手術をしてすぐから「わー痛みがなくなった」という事はないという事です。

そんなことは百も承知…・、

そうですよね。それを肝に銘じていろいろな方との交流をしないといけないなと私は思ったのです。

なので、私の場合の話も、ご自分の状況と照らし合わせて聞いていただければ幸いです。

ただ言えるのは、今まで痛みからくる跛行により、使わなくてもよい筋肉を使いまくり、凝り固まっている体です。

簡単にはいかないという事は、ご認識いただいていると思います。

今までの患っていた期間も違うし、症状も違う、歩き方も跛行という特徴は同じものの微妙に違う、同じ人工関節にしたにしても、人により痛みの出る場所も、痛みの度合いも、痛みのある期間もも微妙に違ってきます。

まあ、似たような症状の方も多いと思いますが、一人一人は違います。

簡単にはいきませんが、共通して言えるのは、そのまま手術前のように歩いていたのでは、跛行の癖は残ったままだという事です。

痛くても、意識して直さない事にはうまく歩けません。

この歩き方の癖はリハビリの先生も助けてはくれますが、自分で意識して直さないと直りません。

私の場合の話をしますが、右の股関節が悪かったのですが、右をかばって左も変形してしまい、そのまま放置したために両股関節の手術が必要になりました。

足の長さも左右で違っていました。

それで両股関節を人工関節にして、手術の時に長さも同じに合わせていたので、筋(=筋肉)が伸びきるまでの間(はっきり覚えていませんが半年位かな)は痛かったです。

でも、手術前の苦しいまでの痛みとは違って、筋が引っ張られる、伸びているという痛みで、先生が言われたようにリハビリをしているとそのうちになくなりました。

手術も14年前ですから、今よりももっと大変だったと思います。

正直、全身麻酔での手術後、硬膜外麻酔と併用していても、一週間位はかなり大変でした。

それが手術の痛みは徐々にとれて、病室の洗面所の鏡の前に一人で立った時の感動を思い出すと、これから良くなるという期待で胸が高鳴ったのを覚えています。

そのあとはリハビリという自分自身の問題です。

私は痛みは残っていても、早く普通に歩きたかったので、リハビリは毎日きちんとやりました。

手術跡の痛みがなくなってくると、多少ほかの場所が痛くてもリハビリ室へ行くのが楽しかったです。

総合病院ですので、いろんな疾患の方がリハビリをされています。

脳梗塞の方や、同じ整形でも、骨折折やら手術もいろいありますしね。

その中でも、私は結構元気な部類だったと思います。

入院中にピロリ菌も退治して、カロリー計算された病院食で体はすこぶる好調でした。

普通に歩きたくて、良くなりたくて仕方がありませんでした。

私は、手術前の痛くてたまらないに時でも、会社で特別扱いはしてほしくなかったし、何よりセールスの仕事が好きだったので、普通の人と同じように仕事をしていました。

そうはいっても、痛くて跛行でしたので、回りの人は気を使ってくれていましたが…。

手術後は、早く良くなりたい。みんなに迷惑かけないように普通に歩けるようになりたいというその願いだけでした。

それでも、両股関節を手術して会社に復帰した時は、松葉杖を持っていました。

普通に歩きたくても筋肉が落ちていて、杖なしではちょっと不安だったからです。

まだ痛みもありましたし、とにかく痛みをとるためにも筋トレに励みました。

すると、松葉杖から普通の杖で大丈夫になり、その杖もどこかに置き忘れることが多くなり、いつの間にか杖を使わなくても歩けるようになったのです。

それからは、きれいに歩くための試行錯誤が始まります。

マッサージもベリーダンスもヨガも筋トレのカーブスも、退職後、時間に余裕が出来た私が考えた「きれいに歩くために必要なこと」でした。

話が前後しましたが、手術した時の上司の「半年後には 販売目標達成祈願の登山ができるように リハビリ頑張って」という目標設定も良かったのだと思います。

登山といってもハイキングに毛の生えたような登山ですが、行くんだと決めた私は、リハビリを頑張ることが出来たからです。

手術後の自分の脚は、自分で治すしかないのです。

というか、治すか治さないかは自分次第ですね。

「治るか治らないか」ではありませんよ、「治すか治さないか」です。

主語は自分なんです。

手術を迷っている方も、自分が迷っているのですから、その間は痛いのも仕方ないと思いませんか。

変形性股関節症になったことを恨んでも、過去の事は変えようがありません。

それより、現在の痛みをとる方法を考える…よりも先に、痛みをとる方法を実行=行動に移してください。

待っていても、何も変わりません。

手術が嫌なら整骨院でもどこへでも行って、一時的でも痛みが和らぐ方法を捜すことです。

痛い痛いと言って日々を憂いていても、何も変わりませんから。

私は根本的な痛みは手術でないと取れないと思っていますが、それも症状により違うようなので、結果的にはあなたが決めることです。

迷って悩んで出した結論も、自分が出した結論です。

誰かの後押しはあったかもしれませんが、最後に決めたのは自分です。

先生が「手術しましょう」と言われても、本人の同意なしでは手術はできませんから。

結局は自分が決めているのです。これをよーく肝に銘じておきましょう。

このことは股関節の手術だけではなく、すべてに当てはまります。

自分の決めたことは、自分で責任を持つしかないですね。

いっぱい後悔して過去が変わるのならそれもいいでしょう。

けど、他人と過去はどうやっても変わりません。

誰かから慰めてもらって気持ちは慰められても、痛みは取れないのです。

それなら、どうしたら痛みが取れるのか、これからどうするかを考えた方がいいと思いませんか。

私の考え方ですが、何か困ったことが起きると、「それを解決するにはどうしたらいいか」を無意識に考えてます。

そしてすぐに行動に移します。ストレスはすぐに取り除きたいたちなので。

考えても行動しないと考えていないのと同じです。

あなたもそうではありませんか。

例えば、「今月はクレジットの支払いが多い…どうして支払おうか」という感じです。他から調達して支払いに充てるとか、節約するとか無意識に解決法を考えてますよね。そして、なんとか工面しています。

それと同じことです。

考えるだけでなく行動に移すと、ストレスを取り除いてくれます。

例えば、洗濯物をとり入れて、ほっておいては散らかったままの状態があるとします。私にはこの状態は結構ストレスです。

解決するには、片付けるという行動をしないといけません。

すぐやれば10分くらいで終わりますが、しないと何日でもそこに散らかったままの洗濯物がある状態が続きます。

なのですぐ片付ける。

変形性股関節症の痛みも、かなりのストレスですよね。

あなたも、ストレスを取り除く行動を起こしてください。

 

私に悩みはなかったのか?って…。

ありますよ。たくさん( ^ω^)・・・。

あるけど、「困った困った、どうしよう、今までの何が悪かったのか、やらなければよかった、後悔してもしきれない、誰か助けて」ではなく、

やってきたことは仕方ないので「どうしたら私はこの状況を改善〔脱却)できるのか」どうしたら、このストレスから抜け出せるかを考えるようにしています。

ものにより、時間のかかることも多々ありますよ。

でも、正直なところ、変形性股関節症の症状については、今のようにサイトで悩みを相談症状がすることもできず、よくわからないまま手術したんです。

痛みというストレスを取り除くための、行動が先でした。

かえってそれが良かったのかもしれません。

当時は誰かの意見を聞くすべもありませんでしたから。

入院して初めて、「変形性股関節症の人って多いんだ、いろいろな症状があって手術の種類もあるのね」と思った記憶があります。

主治医の先生も信頼していたというより、疑っている時間もなかったという状態でした。

あくまで私の場合はですが、当時は股関節専門医がいるという事も、自分が変形性股関節症だという事もよく理解していなくて、ただなんでこんなに痛いのかという事だけでしたから。

偶然とは言えとても良い先生と出会えたことは感謝してもしきれません。

「偶然」は、ある意味「必然」とも言いますね。

自分の責任という事で言うと、小さい子供なら親が責任をもって何とかするでしょうが、

今、痛くて大変な大人のあなたは、誰かではなくあなた自身が、その状況を脱却する方法=ストレスを取り除く方法を考えるしかないのです。

手術をするにしても、「先生の言われるままに手術したのに」というあなたは、先生の言われるままを自分で受け入れたという事を認識するべきですね。

そして、手術が成功しているのなら、今は痛くてもリハビリ頑張ってみて下さい。

と私は言いたいのですが、これもあなたが決めることです。

でも私はそうする事で、今の何でもできる自分の体を手に入れることができましたので、あなたにもそうなってほしいとは思っています。

私のインターネットの先生は、「失敗した人の言う事は聞かなくてもいい」と言われます。

「なにもしないまま反対する人の言う事も聞かなくてもよい」とも。

「失敗した」という人は、全部忠実にやってみたが失敗したという人はほとんどいなくて、自分に都合の良いところだけやってみて出来なかったので「失敗した」と言っていることが多いからです。

これは私も思い当たりますね。

HOW TO本を買ってきて、例えば実行することが10項目あったのに、自分にできそうな都合の良い3項目くらいしかやらずに、挫折…。

結果、「無駄な出費だけしたが、私には合わなかった」なんて言ってることも多々ありました。

正に、失敗している人の言ってることです。

今、自分に起こっていることすべてが自分の責任です。

そう考えると、結構迷いってなくなります。

かつて「60歳までこの痛みを我慢して、仕事ができれば後は死んでもいい」とさえ思っていた私です。

痛くてたまらないあなたの気持ちもよーくわかるつもりりです。

でも、変われば変わるものですね。

 

 

では最後に、

「あなたが出した結論が、未来が豊かに輝くものでありますように。」

 

毎日が幸せでいられるためには、

何でもいいですので、今日幸せだったことを考えてみて下さい。

私は、孫と話しながら学校に送っていけた事ですね。

 

さて今日は、まとまりなく長く熱く語ってしまいました。

読みにくいところが多々あったのではないかと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

では、この辺で失礼します。

次回は、ヨガにつてお話ししたいと思います。

おやすみなさい。