「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法 第十七話 「中殿筋」の話

おはようございます。

又うたた寝をして、夜中に目が覚めてしまった玉城 領子です。

そのまままた寝ようかと思いましたが、ふと思い立ってエステのフルコースをしてました。

自宅で本格エステが出来るのが、ホームエステマシンを持っているメリットですね。

おかげで、毛穴の汚れも角質も取れて、肌のトーンが上がりすこぶる快適なお肌になり大満足です。

湯船でのマッサージもやってるので、血行がよくなり脚が吊ることもなくこちらも快調です。

さて、今日は姿勢を維持するのにとても大切な「中殿筋」の話をします。

中殿筋ってどこにあるか、体のバランスのところでお話しましたが覚えていますか。

中殿筋

                      参照:https://body-rabo.com/barance-denkin/

中殿筋はお尻の横の方に付いている筋肉です。

股関節や骨盤の安定に大きくかかわる 筋肉で、立った姿勢を維持するのにとても大切な筋肉です。

あなたは片足立ちをしてみて、体がまっすぐになっていますか。

変形性股関節症の方は、痛みのある股関節をかばって歩くため、右足で立てば右肩が下がり、左足で立てば左肩が下がっていることが多いのです。

又、その逆、右足で立った時左肩が下がったり、左足で立った時右肩が下がる方もおられる思います。

要するに上半身でバランスをとろうとしているのです。

実は私もそうでした。右足で立った時に右肩が下がります。

普通に立っている人とは何か違います。

人が体のバランスをとる時は、床に設置している面(足の裏)の上に重心が治まっていれば良いそうです。

片足立ちの場合は、重心が立っている足の延長上にあれば良いという事になり、

仮に筋肉が働いていなくても、重心が床に設置している足の延長上にあればバランスを保つ事が出来ます。

つまり、上半身を左右に傾ける事で足底の延長上の中に重心をもってくれば中殿筋が機能していなくても バランスはとっていられます。

しかし、その場合は関節への負担が増えたり姿勢が悪くなったりします。

その為に中殿筋を鍛える事が必要になりますが、 中殿筋単独で鍛えるというのは難しく、体幹や太ももなども一緒に鍛える事になります。

よく聞く方法は、「横向きに寝て、つま先と足を上に向けずに、上になっている方の足を上げる。」です。

体力のない方や、痛い方はこの方法でもよいのですが、

これだけでは日常生活にあまり効かない為、是非片足立ちをしてみてください。

以前お話しましたね。歯磨き時の片足立ちです。鏡もあるし姿勢のチェックもできます。

別に歯みがきの時に限りません、片足立ちはいつでもできますからね。

その時以下の2点に気を付けてください。

1.片足立ちの時、姿勢が崩れていないか。         右肩や左肩が下がらないように注意して行いましょう。

2.お尻の横に力が入っているか。             ここを鍛えるという意識を持ちます。

慣れてくれば、上げている方の足を股関節から前後左右に動かしてバランスをとってみてください。

最初は何かにつかまりながらやってみて下さい。       効果ありますよ。

それと、普段から大股で歩く事も心がけると良いです。

これで大殿筋も鍛えられます。

 

姿勢が悪くなる原因で、骨盤が寝ていることをお話したと思いますが、以下の事にも注意してくださいね。

①骨盤が前に傾き、お尻を突き出したような姿勢

お尻を突き出して胸を張ったような姿勢の事です。お尻と腹筋が弱りやすい姿勢です。

②骨盤が後に傾く猫背

骨盤後傾の姿勢は太もも前側の筋肉が過剰に働きやすい姿勢で、後ろ側の大殿筋が働きにくくなる傾向があります。

 

普段から意識することで、結果はかなり違ってきます。

きれいに立って、軽快に歩くことは変形性股関節症の痛みに耐えかねていた私には悲願でした。

あなたも同じなら、是非やってみてくださいね。

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

次回は手術したのに痛いという事について、私の場合のお話をしますね。