こんばんは、玉城領子です。

 

雨が上がって、

今日は過ごしやすい一日でした。

今まだ6月になったばかりですが、

これからの季節を想像すると、ため息が出ます。

 

でも今は、窓を開けていると、

とても気持ちがいいです。

 

さてさて今日は、

「骨盤周りの筋肉」について話します。

 

「骨盤周りの筋肉」と一口に言いましたが、

いろいろな筋肉があります。

下図を参照してください。

 

 

ほんとにいろいろあります。

その中から、

変形性股関節症のあなたに関係のある筋肉の話をしていきたいと思います。

 

変形性股関節症のあなたの苦手な動作に、

「開脚」と「前屈」があると思います。

苦手ではないという方もおられるかもしれませんが、

私は今も苦手です。

何故かというと、姿勢が関係します。

私は、骨盤が後傾しているし、

猫背で肩が前に引っ張られています。

 

そのせいもあり

お尻回りの筋肉、

お腹の筋肉、

背中の筋肉、

脚の(特に後ろ)の筋肉

が、硬いのです。

 

手術をした後に比べると、

月とすっぽん…というほどではありませんが、

随分ましになっているのですが、

それでも、ヨガやダンスをしていると、

硬いと感じます。

 

まず「開脚」ですが、

私は、両股関節を人工関節にしていますので、

「開脚」には制限があります。

ただ、手術をしていただいた主治医の先生は、

「ゴキっというくらい、無理に開いたらダメですが、

ゆっくり、できる範囲で開くには構いません」

とおっしゃっていました。

なので、ゆっくりとできる範囲でひらいいます。

今では、90度位は余裕で開けるとおもいます。

手術前に比べると、格段の進歩です。

 

「開脚」ができにくいのは、

殿筋群と呼ばれるお尻回りの筋肉と、

内転筋が硬いのが原因のようです。

もちろん、詳しく言うと、

背中の筋肉も、脚の後ろのハムストリングスも

ふくらはぎの筋肉迄関係します。

 

変形性股関節症の末期まで経験したあなたは、

自覚していないかもしれませんが、

それらの筋肉は、相当カチコチです。

 

開脚しようとすると、

あまり開けなくて、つい膝が曲がってしまうというあなた、

「脚のつけ根の内側の筋肉」をマッサージしてみてください。

私も最初は、骨か…と思っているくらい硬かったのですが、

マッサージをしているうちに柔らかくなってきました。

この図で言うと、恥骨筋、短内転筋辺りになります。

内腿の筋肉

 

ここだけ柔らかくなっても、大内転筋が硬いままだとうまくいかないのですが、

お風呂でのマッサージで、

内腿の、股関節に近い筋肉は忘れがちなのでやってみて下さいね。

 

わたしは、お風呂でのマッサージでかなり脚の筋肉がほぐれて、

特に、この恥骨筋がほぐれると、

開脚が進んだような気がします。

 

私の経験談は、きわめてニッチなもので、

変形性股関節症の末期を経験した事のある私が、

どうしたら筋肉柔らかくすることができたか…というものなので、

世間一般のものとはちょっと違うかもしれません。

でも、開脚ができにくいという思っているあなたいは、参考になると思います。

 

普通に生活するにあたって、

ヨガの先生やバレリーナのように、

180度開脚して、前にべったりと体を倒す…

までになる必要はありませんが、

ある程度は開いた方が、楽なことは多いです。

 

楽に生活できるようになるために、少し頑張りましょう。

 

次回は「前屈」についてお話ししますね。

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

明日は朝、野外のヨガに参加します。

青空の下のヨガって、気持ちいいでしょうね。

楽しみです。

 

では、おやすみなさい。

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