「変形性股関節症の痛みを克服して、楽しく豊かな人生を送る方法」第五十話 変形性股関節症の原因 臼蓋形成不全

こんばんわ、玉城 領子です。

 

ジーンズをはいて正座をしていて、

脚がしびれてしまいました。

このところ、椅子に座るより

床に正座をしてブログを書くことが多いんです。

これって、変形性股関節症には

あまりり良くない姿勢かもしれませんね。

でも、今の私には、

確かに足はしびれますが、全く問題ありません。

 

しびれるって、血行不良ですよね。

血行不良による足のしびれは、

姿勢が悪い、長時間座っている、

冷え、コルセットなどで体を締めつけている、

サイズの小さい靴や下着を着用するなど、

日常の生活習慣に原因がある場合があります。

足を冷やさないように靴下を履いたり、

適度な運動、体形にあった衣服を身につける

などの注意をすることで予防できます。

 

時間と共に消えてしまうしびれは

あまり問題ありませんが、

何時までも残るしびれは、からだの異常のサインです。

原因を見つけるために、早めに医師の診察を受けてください。

 

変形性股関節症の方も、

股関節の痛みを放置していると、

膝や腰に負担がかかり痛みが生じるだけでなく、

神経痛のため、しびれや脚の痛みがでるなど、

腰や下肢の他の部位に悪影響がでることもあります。

これって、負のスパイラルです。

早めに股関節専門医の診察を受けて、ご自分の状況を把握して、

手術で原因を取り除くようにしましょう。

 

ところで「変形性股関節症」のほとんどは

「臼蓋(きゅうがい)形成不全」が原因と聞いたことはありませんか。

「臼蓋形成不全」ってどういう症状かご存知だと思いますが、

私があやふやだったので、調べてみました。

ここからは、済生会横浜東部病院 船山先生のお話を抜粋させていただきます。

 

股関節には、臼蓋という受け皿のような部分があり、

大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるようになっています。

この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、

股関節に痛みを生じるのが「臼蓋形成不全」です。

臼蓋の形成が不完全だと、

大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。

その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまうのです。

 

私のように、自分が「臼蓋形成不全」であることに気づかずに年齢を重ね、

中高年になって痛みがでる場合も多いようです。

加齢に伴って、あるいは体重が重いほど、

関節に負担がかかって軟骨が減りやすくなるのは、ご存知ですよね。

 

日本人に臼蓋形成不全が多いのは、おむつの形に原因があるともいわれています。

今のような股を広げて当てるおむつと違って、

真っ直ぐな布で足を伸ばしてあてていた時代がありました。

ある年齢(多分60歳)以上の人たちに、

この股関節の形成不全が多いといわれているのは、

こういう背景があるからでしょう。

今のようなおむつが主流を占めるようになって、

股関節の形成不全は激減しているようです。

今後は、高齢者の「変形性股関節症」は減ってくるかもしれませんね。

 

何度も言いますが、手術を恐れないで、

原因を取り除いて、この先の人生楽しみましょう。

 

人世は何歳までかわかりませんが、

50、60歳位から、人によってはもっと早くから、

関節が変形したままで痛みを我慢して、この先の人生を過ごしていくか、

今思い切って手術をして、痛みから解放され、

なんでもできる幸せな毎日を過ごすか、

あなたのの選択次第です。

 

船山先生のお話は、私がブログでいつも言っている事と共通した部分が多いです。

尚且つ、股関節専門医のお話ですので、

もっと説得力がありますね。

是非参考にしてください。

http://www.jinko-kansetsu.com/ask/19/index.html

 

では、今日はこの辺で失礼します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

おやすみなさい。